足なんて飾りです
あしなんてかざりです
偉い人にはそれが分からんのです!
由来
『機動戦士ガンダム』にて
ジオングを前にしたシャア・アズナブルと整備兵の会話
(劇場版)
「足はついてない…」
「あんなの飾りです! 偉い人にはそれが分からんのです!」
が元ネタ。
因みに劇中で整備兵は「足なんて~」とは実際に発言していないことに留意(「足なんて~」というセリフを公式サイドが使う場合はあくまでもパロディ的要素の場合に限られている)。
なお、後年実際に足を着陸脚と割り切って戦闘中は収納してしまうMS「バタラ」が登場した。
宇宙世紀に限らなければ、新機動戦記ガンダムWのエアリーズや機動新世紀ガンダムXのバリエントなども同じく脚部を着陸脚と割りきって飛行時には収納している。
逆に、アーケードゲームのEXVSシリーズではパーフェクトジオングが飾りであるはずの足を駆使した蹴り技でプレイヤーを大いに苦しめ、
PS3ゲームの「ガンダムブレイカー」の場合は脚部が外れてしまうと移動、攻撃、回復といったほぼすべての動作ができなくなるため、「飾りじゃない!」と逆方向のオマージュがTipsで使われている。
また蛇足だが、不足方向での身体的コンプレックス(貧乳や薄毛など)に対して強がりで「○○なんて飾りです!」と発言するネタもちょくちょく見受けられる。
余談
整備兵のTV版の声優は二又一成だが、映画版では島田敏が務めた(それゆえ元祖島田兵とも)。なお島田敏は機動戦士Zガンダムのパプテマス・シロッコを演じており、奇しくも2作続けてラスボス格のMSを整備したことになる。