じーく・はいる
概要
『ペルソナ2罪』の物語中盤に舞台の珠閒瑠市に、突如襲来してきたラスト・バタリオン所属のロボット兵器。
ナチスの残党によって南極に建設された秘密基地から発進した輸送機の中に、箱型に畳まれ格納されており、珠閒瑠市上空に到達と同時に起動し板を組み合わせた四脚を展開、落下傘で市街地に降下してきた。
箱型の機体正面に単眼とシャークマウスのノーズアートが描かれている機体が、多脚をシリンダーの伸縮で蠢かしながら、街を蹂躙して古代遺跡があるという蝸牛山に向かっていく様子がイベントムービーで描かれている。(本編で通常エンカウントする機体にはノーズアートはないため、この機体独自のペイントである可能性がある。)
種族は”NAZIS”。
上位機種には、光線兵器砲塔で武装したメタル・ドラッヘ(Metall Drache:金属竜)がいる。
本編ではラストダンジョン「シバルバー」の入口である天の川から出現し、装備した機関銃攻撃「ブライコンツェルト」や「毒ガス噴射」で攻撃してくるだけではなく、ダメージが大きい自爆攻撃「特攻」もしてくる嫌な敵モンスターである。
その正体は他のラスト・バタリオン兵士たちと同じく、家庭を顧みない芸能人である妻に悩まされる世界史教師、世界史教師への憧れがスピリチュアルな思想となった新人日本史教師、詩を愛する精神的に不安定な男子生徒3人の不幸な出会いによって執筆されたトンデモ本「イン・ラケチ」に記載されていた存在である。
この本はTV局に匿名で持ち込まれ、珠閒瑠市で起こった爆破テロ事件についての予言が的中したことが放映されて、多くの市民に実在が信じられるようになったため黒幕による噂を現実化する力(化身能力)で実体化した。
違った歴史をたどった『ペルソナ2罰』の時間軸では、小説版において世界史教師が同市にある「キスメット出版」に持ち込んだ架空戦記に記載されていたとの描写がある。