斗和キセキ

とわきせき

スタッフと共に" 新世代を創る "王道バーチャルYouTuberを目指す女の子。

【検証】バーチャルYouTuberはプロレスラーから何分逃げ切れるのか

プロフィール

愛称	レッドフレーム改、レッドフレーム改系VTuber
年齢	めっちゃ秘密
性別	女性
誕生日（活動開始日）	3月1日
口上	「三角四角丸四角！やっぱり三角、斗和キセキ！」
キャラクターデザイン	泉彩
プロデューサー	エハラミオリ

概要

平成31年（2019年）3月1日に活動を開始した、バーチャルYouTuber。Pictoriaが運営している。

「新しい世代を創る」と銘打っている。さばけた喋りと、むやみに高いコミュ力が持ち味。

3月1日に投稿した【バーチャルYouTuberが】RAINBOW GIRL (covered by 斗和キセキ)【バンドやった】では持ち前の歌唱力と、2次元と3次元が融合したバンド映像を披露しており、上述の「新しい世代を創る」というコンセプトを見事に表現している。

なお、動画投稿活動を開始したのは3月1日だが、Twitterアカウント自体は2月23日から開設されている。

動画の投稿頻度は今のところ少なめ。バーチャル空間での収録もそれなりだが、タブレット端末を介してリアルへと繰り出す企画も目立ち、スタッフの存在感が非常に強いのが特色と言ってもいいくらいである。

【バーチャルYouTuberが】RAINBOW GIRL (covered by 斗和キセキ)【バンドやった】

ネット上においては後述する多くのエピソードから定期的に変なバズり方をする交通事故系VTuberとして注目を集めている。

本人の望んだ人気の高め方ではないかもしれないが、多くのVTuberが乱立する現状において後発組である彼女が知名度を高められる機会は貴重であり、それを掴んでいる時点で間違いなく「持っている」女であると言えるだろう。

キセキモビルスーツじゃなぃもん・・・

活動当初はTwitterのフォロワーやYouTubeチャンネルの登録者数も多くはなかったが、3月4日昼頃に起こったとある一件により、異様な伸びを見せている。

発端となったのは、彼女が「大きな三角形のパーツ」を背負っている姿が『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に登場する機体「レッドフレーム改」のタクティカルアームズⅡLデルタフォームを思い起こさせる――という他愛もない応援ツイートだった。

これをエゴサーチ中に発見したらしい斗和キセキが、律儀にも機体名を調べて怒りの引用リツイートを投下したことで予期せぬ騒動へと発展してしまう。

このやり取りを見たガンダム愛好家らによって、レッドフレーム改と共に斗和キセキの名前も急速に拡散され、3月4日の一日で斗和キセキのTwitterフォロワーは3万人近く増加し、YouTubeのチャンネル登録者数も1万人を超えた。3月6日にはチャンネル登録者4万人を超えた。

Twitterのトレンドには「レッドフレーム改」と斗和キセキのハッシュタグ「#towakiseki」が並び立ち、『ガンダムASTRAY』に携わるときた洸一や戸田泰成といった面々も反応。更にサンライズライツ営業部も斗和キセキに対し「アストレイレッドフレーム改が実在すると聞いてやってきました。ほほぉ。」とTwitter上でリプライしており、これもまた彼女の認知度を高めた。

当の斗和キセキ本人は事故のような認知度向上に対して困惑しつつも不本意である旨を叫び続ける一方、Twitterフォロワーが一定数増加する毎に通販サイトで「1/100MG レッドフレーム改」や『ガンダムバーサス』を次々と購入していく様子を記録するという見事な芸人魂を見せた。

この騒動を受けてAmazonでは1/100レッドフレーム改の売り切れや値上がりがあったようで、斗和キセキ曰く「『経済回してんなぁ』と他人事のような呟きが漏れました」とのこと。加えて夢がひとつ叶ってしまった模様。

ちなみに、事態の根源である彼女の背中の三角形は（正面から見て）右向きの正三角形であり、画面内ではゆっくり時計回りに回転するものとしてデザインされている。

何をモチーフとしたものなのかは、本人およびデザイン担当の泉彩やエハラミオリプロデューサー（※アカウントは下記参照）からもこれといった説明がないため不明（2019/3/5時点）――だが少なくとも、モビルスーツに結び付けられようとは誰も思っていなかったに違いない。

なお、同年7月に投稿された「プロの絵描きに似顔絵を描いてもらいたい」という動画内で、似顔絵師からこの三角形について訊ねられた際にペットの「さんかく」であることが判明した（同企画では、結婚願望あり、子供好き、絵が下手などの情報も上がっている）。

だれがエボル斗だよ！

2019年3月19日の夜、Twitterに久しぶりに浮上し、「よっ！✋」と呟いたことが特オタの目に触れたのか、レッドフレーム改の次はエボルトだと言われるようになる。

本人もエボルトやその他平成ライダーについて調べたようで、ファンの心を掴んでいる。

その夜はエボルトがTwitterのトレンド入りを果たした。

時代が勝手に体当たりしてきた

2019年4月1日。日本では新年号・令和が発表され、2019年5月1日より適用される。しかし、そんな歴史的発表をバーチャル事故という形で恩恵を受けた女性がいる。それが彼女・斗和キセキだ。名字が偶然にも令和に似ていたことが災いして（？）、案の定フォロワーから「令和キセキ」等とネタにされまくった挙げ句にバズってしまう。

生首クラファン狂騒曲

生首作成で会社の資本金以上の金を集めた女

ガンダムや仮面ライダーを巻き込んで名を上げてしまった斗和キセキだが、ファッションやメイクが大好きな女の子でもある。しかしバーチャルな身体では、好きな服を着て写真を撮るのも一苦労だ。

そこで2019年4月13日、「VTuberだけどオシャレをしてインスタに写真を上げたい！リアルな生首を作ってマネキンの首と取り替えて服を着せればVTuberでも気軽にインスタができるのではないか（要約）」という発想の下、生首作成の資金を集めるクラウドファウンディングを開始した。

期間は1ヶ月、目標金額は10万円と軽い気持ちでの企画だったと思われるのだが、わずか8分で目標金額に達成し、翌14日には100万円を超える。

終了前日の5月11日で300万円を超え、10万円で作れる生首に「集まった金額をどう使えばいいのか」や「生首が資産になってしまうかもしれない」という想定外の懸念に頭を抱えることになるのだが、ここで話は終わらない。

支援者の間で謎のラストスパートが発生して支援額はさらに伸び、慌てふためき制止する彼女の声が届いているのかいないのか、最終日（5月12日）の夕方に500万円を、次いで20時頃に600万円を突破し、プロデューサーは現実逃避して焼肉へ。そうこうしているうちに21時を回って800万円を突破。ちなみに彼女曰く800万円はPictoria社の資本金を超えており、社長が泣いてしまうそうだ。

22時半に大台となる1000万円を突破、23時頃には資本準備金を含めたPictoria社の資本金を超え社長を泣かし、キャンペーンサイトの鯖を落としながらも最終的に1475万7500円でフィニッシュとなった。集まったパトロンは3794名、クレジットで冊子が作れるかもしれない。

お前らやりすぎだ。

ちなみに1400万円あれば金2.8kgを頭にくくりつけられるそうだ(けもみみおーこく調べ)。

彼女自身、今回の支援金を「生首以外にはビタ一文使わない」旨を明言しており、達成率14757%というばかげた数字に彼女やスタッフたちがどう立ち向かうのか、800枚余りのお礼サインを書くことになった斗和キセキの腕はもつのか、そして作成した生首は資産として見なされ、生首に固定資産税がかかってしまうのか、その動向に注目が集まっている。