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疋殺地蔵の編集履歴2019/12/16 02:46:37 版
編集者:deep
編集内容:作中の描写をより詳細に

概要

涅マユリ斬魄刀

始解時は三本の刀身の根元に赤子が浮かび上がったような不気味な姿で、斬った相手の体に毒を注ぎ込む能力を持つ。その毒は相手の四肢の動きを封じるというものだが、ただの麻痺毒などとは異なり相手の脳と四肢との間に伝わるあらゆる信号のうち「動け」という命令のみを遮断するというもの。これが何を意味するかというと、痛覚を始めとしたあらゆる感覚が正常な状態のままということであり、要するに動けない相手に対してあらゆる拷問を行うことができる。感覚が残っていることによる意味はその「拷問ができる」という以外は特に考えられず、持ち主の性格を体現したかのような能力と言える。

卍解時の銘は金色疋殺地蔵

外見は赤子の上半身を持つ巨大なイモムシのように変化する。

致死性のを周囲百間にまき散らす能力と胸部から刃を生やす機能があり、さらに巨体を用いて押しつぶすような攻撃もできる。

初披露となる石田雨竜戦では、毒を撒き散らしながら巨体で襲いかかったが、滅却師最終形態となった雨竜の一撃で真っ二つに破壊された。

破面編におけるザエルアポロ・グランツ戦ではザエルアポロを押し潰し喰らい尽くすも、彼の肉体を取り込んだせいで操られる(生物型をしていたことが仇となった形)。そのまま主であるマユリに襲いかかるが、ただちに自爆。「万一マユリに楯突いたら自爆する」という改造をあらかじめ施されていたためである。なおこの後、刀剣姿の状態で「逆らった奴には一度折るくらいが丁度良い仕置きだヨ」と思いっきり折られている。操られていただけなのに可哀想な話である。

この他にも千年血戦編では「戦闘中にマユリが取り込んだ情報を元にその戦闘において最適な疋殺地蔵を産み出す」という「魔胎伏印症体」という改造体を披露。明らかに苦しみながら新たな疋殺地蔵を産み落とし、さらにその疋殺地蔵は「全身の神経が体表にあるため空気に触れても地面に触れても激痛に苦しみ続ける」という異様に業の深い姿で産まれた(その様子をマユリは「まァそれは置いといてだ」と涼しげに解説していた)。なおこの姿もペルニダに体内から破壊されており、作中でも屈指の被撃破率を誇る卍解となっている。

ちなみに作中で最初に卍解を披露した斬魄刀でもある。

千年血戦編において、被造魂魄計画”眠”の過程で産まれた”眠五號”の技術を用いて改造されたことが明かされた。五號は胎児まで進化した魂魄であり、疋殺地蔵が胎児のような姿をしているのはこれに由来するものと思われる。この改造により上昇した戦闘力でマユリが隊長の座についたと阿近により解説されている。

なお、斬魄刀の卍解とはその斬魄刀本来の姿とでも言うべきものであり、卍解状態の斬魄刀が受けた傷・与えられた損壊はその後一切治ることはない(零番隊二枚屋王悦による打ち直しのような例外を除く)。しかしながら金色疋殺地蔵は破壊されるたびにマユリの手により改造(なお)されているため、幾度破壊されようとも戦いの場に呼び戻され続けている。ある意味最も過酷な目に遭い続けている斬魄刀と言える。

斬魄刀異聞篇

実体化した際は金色疋殺地蔵の顔をした大きなのような外見の人物に変化。担当声優は折笠富美子

致死性の猛毒を無差別に周囲に撒き散らし大暴れをしたが、マッドサイエンティストのマユリの斬魄刀だけはあり、反逆した場合に起爆する自爆装置が仕込まれていたため自動的に折れた。

イラストとしてはこの時の姿を描いたものが多い。

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