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概要

涅マユリの使用する斬魄刀

解号は【掻き毟れ~】

始解時はうねった三本の刀身の根元に赤子が浮かび上がったような不気味な姿で、斬った相手の体に毒を注ぎ込む能力を持つ。

その毒は相手の四肢の動きを封じるというものだが、ただの麻痺毒などとは異なり相手の脳と四肢との間に伝わるあらゆる信号のうち「動け」という命令のみを遮断するというもの。これが何を意味するかというと、痛覚を始めとしたあらゆる感覚が正常な状態のままということであり、要するに動けない相手に対してあらゆる拷問を行うことができる。感覚が残っていることによる意味はその「拷問ができる」という以外は特に考えられず、持ち主の性格を体現したかのような能力と言える(なお、一言で表現するのが難しいためか、千年血戦篇では普通に「麻痺」と称している)。

たびたび改造をされているのか上記の機能以外に追加された。

  • 刺した相手の思考レベルを最低レベルまでに落とす

アニオリの「護廷十三隊侵軍篇」の因幡影狼佐に使用。

相手はマユリの元部下だったこともあったので疋殺地蔵の四肢麻痺には対策していたが、マユリもそれをみこして仕込んでいた。

刺された影狼佐は苦しんでしまうもとある手段で突破した。

  • サーチ機能

斬撃に対して感知しては自動的に相手の刀を受け止める。

千年決戦篇の第二次侵攻時に披露。流石に隊長格になると時間稼ぎ程度だが。

卍解は【金色疋殺地蔵】。

詳細はリンク先を参照。

  • 疋殺地蔵 恐度四

疋殺地蔵の赤子の目の部分に指を刺し、赤子の泣き声を辺りに響かせる。その声を四秒聴くと全身が麻痺して動けなくなる。

作中ではペルニダ・パルンカジャスの能力に侵されていた更木剣八を救出するために使用した。

単行本のおまけページでは、作中では剣八らと同行していた花太郎も聴いてしまって動けずにいた(しかも動けない場所はペルニダの神経が侵食していたと危険な状況下)

CV:折笠富美子

実体化した際は金色疋殺地蔵の顔をした大きなのような外見の人物に変化。

致死性の猛毒を無差別に周囲に撒き散らし大暴れをしたが、マッドサイエンティストのマユリの斬魄刀なだけはあり、反逆した場合に起爆する自爆装置が仕込まれていたため自動的に折れた。

イラストとしてはこの時の姿を描いたものが多い。

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