概要
ドラえもんのお腹に付属しているのとは別に、もう1個ドラえもんが保有している四次元ポケットのこと。
四次元ポケットを洗濯・メンテナンスしたりする際に、有事に備えて普段は押し入れの枕の下に隠している。スペアポケットはドラえもんの通常ポケット内の四次元空間と繋がっているので、任意で内部に保管している道具を取り出すことができる。いわば、WEBサイトで複数のミラーサイトを作っておくようなものである。
そのため、スペアポケットにドラえもん本人があずかり知らぬ間に他の道具などを入れておいた場合、間違って取り出してしまうこともある(現にのび太がスペアポケットにゴミを一時保管したため、ドラえもんがミーちゃんに間違ってそのゴミをプレゼントしてしまう羽目になった)。
応用すれば、現実世界で危機に陥っても、スペアポケットの中に避難し、ドラえもんのお腹の四次元ポケットから脱出する、といった使い方もできる。最も、後述する『ドラスぺ』ではドラえもんが四次元ポケットの中にスペアポケットを入れていたせいで全く意味が無かったなんてこともあったが。
大長編『のび太の太陽王伝説』で普段付けているポケットが焼け落ちてしまったため、以降は新しいスペアポケットを買ったらしい。
また『ザ・ドラえもんズスペシャル』の設定においては、ドラえもんズは自分たちの四次元空間の入り口(帽子、マフラー、服の袖、ランプなど)を他のドラえもんズの四次元空間とリンクさせており、『ドラベース』では選手ユニフォームのズボン内の(当初は何も入っていない)四次元ポケットをチーム全員が共有している。これらも一種のスペアポケットと言える。
なお、冒頭でドラえもんは枕の下にスペアポケットを隠していると述べたが、実は足元にも四次元くずかごと呼ばれる役に立たない道具を捨てる道具を置いている。