演:小川陽平
概要
第3話に登場したゲストキャラ。
宇宙開発のベンチャー企業『コズモテクニカ』の社長。
マスコミ相手にも非常に軽薄な態度で振る舞い、自分の誕生日を祝ってロケットを打ち上げるなど常に目立った事をやる事で自己顕示しようとする典型的な今時の若社長だが、その本質は自己中心的で横暴なエゴイストであり、ウルトラシリーズでたびたび登場する最低な地球人の1人と言える。
劇中では、死亡したはずのレントから殺害予告が届いた事でE.G.I.S.に護衛を依頼していたが、大金を払っている事を盾に彼らに対して高圧的な態度を取っていた。
実は誕生日に打ち上げたロケットが宇宙ステーション『フルムーン』に激突するという事故を起こしており、その事故でフルムーンを運営していた九条レントと九条ナナが命を落としていた。
前述の事故は公にならなかったようであるが、少なくとも業務上過失致死傷罪にあたる。
その為、E.G.I.S.の工藤ヒロユキも『事故を起こした人物を警護する』事を快く思わず、若干のジレンマを覚えるも、E.G.I.S.の社長である佐々木カナは久々に多額の報酬(前金だけで1000万円)が入る仕事という事で張り切っており、同僚の宗谷ホマレからも「依頼人の人間性は関係ない」と割り切られた事で渋々任務に臨んだ。
ヒロユキやタイガ、そしてタイタスの奮闘により最終的に命拾いしたものの、反省どころか「(死亡した九条夫妻の)慰霊碑をロケットで送る企画してみよっか」と、九条夫妻にとっては侮辱以外の何物でもなく、そもそもの事の発端をまるで理解していないかの様な、不謹慎極まりない事を悪びれることなく提案する有様であり、そんなどこまでも無責任な振る舞いに、「依頼人の人間性は関係ない」と言っていたホマレも遂に堪忍袋の緒が切れる事となり、激怒した彼から殴り飛ばされた。
ちなみに報酬に目がくらんでいたかの様に見えていたカナも、本心では今里を軽蔑していたらしく、依頼完遂後、彼から受け取った小切手を破り捨てていた。
ホマレに殴打された場面を最後にフェードアウトしており、今里のその後については不明であるが、E.G.I.S.が特に社会的な報復を受けていなかった事から、逆に今里が何らかの報いを受けた可能性もある。
関連タグ
前澤友作…(おそらく)元ネタとなった人物。
天王寺藍、田崎修…同じく『タイガ』におけるゲストキャラの地球人。
蛭川光彦…ウルトラシリーズにおける最低な地球人繋がり。今里を見た視聴者の一部からは「蛭川の再来」「(実際に人を死なせているだけ)蛭川以上のクズ」と評する声が相次いだ。