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「マスターだろうと関係ない この力 友のために使う!」

CV:置鮎龍太郎

概要

旅立ちの地に暮らすキーブレード使いの青年。ヴェンアクアとは兄弟同然のように過ごしている。

正義感が強く実直でお人好しではあるが、非常に騙されやすい性格。アクアはテラのことを「純粋すぎる」と評している。強さを求める事を忘れない努力家。

自ら語る夢は"キーブレードマスター"になること。

しかし、マスター承認試験では自らに宿る心の闇が原因で、師匠のマスター・エラクゥスに承認されることは出来なかった。

アンヴァースの消滅と、行方不明となったマスター・ゼアノートを探すため世界を駆け回る。以来心の闇を抱え悩みながらも、闇を制する方法を探しながら強さを求めていく。

ゲームにおける性能

魔法で戦うアクアとは対照的に、こちらは物理特化のパワータイプとなっている。ステータスの伸びもそれが顕著に出ており、レベルを上げれぱ攻撃力はどんどん伸びるが、魔法力はほとんど上がらない。

シリーズの主人公の中ではとりわけ大きい体とキーブレードのリーチを活かした、力強い攻撃が特徴。

ただし、攻撃後のスキが大きいので注意が必要。

また、三人の主人公の中で唯一ダーク系の技を習得できるのも特徴。

専用の回避アクションは「スライド」。ヴェンのドッジロールやアクアのホイールロールとは違い、こちらは地面を滑るように短距離をダッシュするといったもの。空中で発動できる「エアスライド」や、エアスライドに氷属性の攻撃が追加された「アイススライド」も存在する。

……が、このスライドが非常に扱いにくい性能であり、一部のファンの間では度々このスライドの使いにくさをネタにされており、その理由から「スライドさん」という不名誉なアダ名を付けられてしまっている。

ネタバレ

作中におけるエピソード終盤のキーブレード墓場にてヴェントゥス、アクアと合流した後、激戦の末に全ての元凶であるマスター・ゼアノートと一騎打ちを行い、これに勝利する。しかしこれはゼアノートの罠であり、同じタイミングでχブレードと融合を果たしたヴェントゥスヴァニタスを見計らったゼアノートは自ら肉体と心を分離し、何とテラの肉体を乗っ取ってしまう。

しかし、肉体を乗っ取られたテラの、ゼアノートへの強い怒りや憎しみの思念が彼の着用していた鎧に宿り、その場を立ち去ろうとしたゼアノートの前に立ちふさがる。

ゼアノートは応戦するも、テラの鎧がこれに勝利。χブレードの暴走の影響でキーブレード墓場からアクア達やゼアノートが姿を消していく中、鎧だけは荒野の中にただ一人残された。

残された鎧には、ゼアノートへの怒りや憎しみ、そしてヴェンやアクアをいつか必ず救い出すという想いだけが宿り続け、今もなお地縛霊のような形でキーブレード墓場の荒野に独りで居座り続けている。

そこから十数年の月日が経ったKHII(FM)の世界では、この鎧が「留まりし思念」という名前の隠しボスとして登場する。

なお、吹き飛ばされたゼアノートは衝撃で記憶を失った状態でレイディアントガーデンに漂流しており、そこに駆けつけたアクアからテラの名前を呼ばれた事ですぐに記憶を取り戻し、そのままアクアと対決。その際中、ゼアノートは彼の心を肉体から追い出そうとするテラの妨害に遭い、テラの心を追い出そうと自身の体にキーブレードを刺してしまう。それによりゼアノートは闇の世界に落ちかけてしまうが、アクアが自分を犠牲にする形で光の世界に戻された。

その後、再び記憶を失った状態で賢者アンセムに拾われて弟子として迎えられており、その肉体の中ではテラ本人の心とマスター・ゼアノートの心が肉体の主導権を争っている状態だった。

そこから年月が流れたKHI以降の物語で、ゼアノートは肉体を捨ててハートレスノーバディに分離している。それによりテラの心がどうなったのかは不明だが、マスター・ゼアノートが語った「7人の光の守護者」の中に現在テラはカウントされていないため、未だ光側に戻れていないことが示唆されている。

『0.2』ではテラ本人はゼアノートとして光の世界側にいるが、心だけが闇の世界と繋がり闇の世界を彷徨うアクアの前に現れている。心だけの存在のため闇の世界の光景は見えず、アクアが自分のことをテラと呼んだ事でアクアには昔の自分の姿が見えているのだと考察している。その心は今もなおゼアノートの心に抗い続けている。

(…実は、自身の身体に一番近い場所にいるのは秘密である)

関連イラスト

その性格のせいか、3人の中で最もネタにされている。

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