概要
蜂のコスチュームを着た女性ヒーロー。
アントマン同様体にピム粒子を持ち、蜂同様の大きさに縮む能力がある。
電撃を放つ「スティング」という武器を装備している。
あまり知られていないがジャイアントマン同様巨大化も可能。
本名はジャネット・ヴァン・ダイン。
各作品でのワスプ
原作版
原作コミックにおけるジャネット・ヴァン・ダイン(Janet Van Dyne)は1963年デビュー。アントマンともどもアベンジャーズの創設メンバーでもある。
父親であるバーノン・ヴァン・ダインはハンク・ピムの同僚であったが、実験によって地球に呼び寄せたコスモス星人(Kosmosians)に殺害されてしまう。
ジャネットに惹かれていたピムは自らがアントマンであることを明かし、自らと同様の能力を与え、更に飛翔能力を与える半透明の翼と、電撃ブラスター「ワスプ・スティング」を提供する。
またコスチュームを自らデザインし頻繁に変えたことでも有名。
当初からアントマンのパートナーとして創作されたキャラクターであり結婚にも至ったものの、その夫婦生活は(互いに愛し合っていたにもかかわらず)波乱万丈を極めるものだった(詳細は『アントマン』の記事を参照)。
死と転生、並行世界の描写などで、性格や能力に多数のバリエーションがある。
映画(MCU)版
演者:エヴァンジェリン・リリー
『アントマン』で初登場。初代アントマンであるハンク・ピムの娘のホープ・ヴァン・ダインとして登場(その為、正確には原作のワスプとは異なる)。
この時点では、まだワスプではなく、2代目アントマンになるスコット・ラングにトレーニングを施し、終盤までサポートした。
最初はかなり非協力的な態度をとり、スコットとの仲もあまり良くなかったが、段々と打ち解けていった。
『アントマン』のラストにおいて、ハンクからワスプのスーツを見せられ、シリーズの次回作である『アントマン&ワスプ(原題)』では、いよいよ自分もヒーローとして活動することとなる。ちなみに、予告編を見る限りでは、スーツはアントマンのものと同様、頭部がガスマスクのような形状になっており、原作とはやや印象が異なるものとなっているようだ。
なお、ハンクの妻であり、ホープの母であったジャネット・ヴァン・ダイン(原作でのワスプであり、MCUでの初代ワスプ)は、かつてハンクと共にヒーローとして活動していたが、ある出来事の際に彼を救おうとして、量子世界に消えてしまい、この事が『アントマン』でのハンクとホープのすれ違いを生んでいた。
ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ
CV:水橋かおり
主要人物の1人。ディスクの発表会に参加し、途中出現したヴィラン軍団と戦った。
しかし、ペッパー・ポッツを人質に取られ、ロキによりディスクに封印されてしまう。
ディスクの属性は「アニマル」。
スパイダーマンが所持していたが、その後ジェシカ・シャノンの手に渡り、彼女がパートナーとなる。
余談
DCコミックには似たような能力を持つヒロイン「バンブルビー」が存在する。