概要
これ以降は『ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN』のストーリーに関わる重要なネタバレを取り扱っております。
到達前であればブラウザバックを推奨します。
ネタバレ注意
作中において
ノースオーシア・グランダーI.G.とEASA(エルジア航空宇宙局)によって開発された第7世代戦闘機。プロトタイプとなる無人戦闘機・ADFX-10を基に改良を加えた機体。グランダーI.Gの技術者、ドクター・シュローデルが収集したある人物の戦闘データを学習させたAIを搭載する無人戦闘機型を主体とし、少数のみ生産される有人戦闘機型も存在。基本の機体色は黒に近いダークグレー。
最大の特徴は、ノーズユニットとなる小型戦闘機・ADF-11を核とし、作戦行動に合わせて制空戦闘型・対地攻撃型・電子偵察型といった複数種類の大型ウイングユニットの装備・換装が可能な点。更に前述した無人戦闘機型に限り、重度の損傷を受けた際にウイングユニットをパージしダメージコントロールを行う事で、ノーズユニットのADF-11のみで飛行を継続し、そのまま作戦空域外への待避を行う事が可能となっている。この航空機として極めて異様な機構は、作戦行動中に蓄積した飛行・戦闘データの保護を目的として考案された。
作中に登場する制空戦闘型のF型ウイングユニット(RAW-F)は、エンジンナセルやノズルの形状はADF-01に近いもので、主翼翼面は翼端に下半角のついた後退翼となっている。
劇中ではRAW-F装備の無人戦闘機型・フギンとムニンの二機が登場。
ストーリー終盤における通信網断絶、並びにエルジア政府軍の制御を離れた2基のAIの手により「大陸全土の無人機生産工場へ自身の戦闘データを送信できる軌道エレベーターを確保」すべく、アーセナルバードを巡る大規模戦闘に参加したエルジア政府軍・UAV・有志連合軍・オーシア空軍長距離打撃戦略群に甚大な被害を与える。
稼働停止した軌道エレベーターが再起動すれば実働データを積んだフギン・ムニンと同型のADF-11Fが量産され、やがて「それら」がエルジア大陸のみならず地球規模で制空権を喪失する危機が訪れる。
『灯台』を巡る戦争は、『人類とAI』どちらが勝者になるかという生存競争に変貌していた。
武装
ADF-11単体にはパルスレーザー砲を固定装備として搭載し、RAW-Fの武装としてミサイルと機首部に装備された戦術レーザー砲が一門、更に小型無人機「Weapon UAV」を主翼下面に2機搭載し、こちらにも戦術レーザー砲が搭載されている。
上記の有人戦闘機型が第一弾DLCとして配信中。PSNストアによる商品紹介
余談
エースコンバット3には本機と似た愛称の『X-49 ナイトレーベン』という架空機体が登場
関連タグ
ADF-01 レーベンの開発元と同じグランダーI.G.にて開発されていたステルス戦闘機。当機は有人機であるが将来的に無人戦闘機として使用することも考慮された設計で、そういう意味ではレーベンの先祖とも言える。
パルヴァライザー もう一つの「AC」と言われているアーマード・コアに登場する無人兵器。戦闘経験を積むことで「より強い個体を生産する」ロジックを持つ共通点がある。