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テオドール(PSO2)

ておどーる

テオドール(Theodor)は、ゲーム『ファンタシースターオンライン2』および派生作品に登場するキャラクターである。

概要

フォース系のクラスである少年アークス。アークスの中でも突然変異を起こした「才能の塊のようなアークス(シャオ談)」。

アークスの戦闘員としての才能はあるものの戦闘が好きでなく、かといって他にできることがないため常に元気がなくおどおどしている。面倒がるものの上司に怒られるため任務の放棄はしていない。

彼とは逆に「才能はないがやる気はある」幼馴染・ウルクが任務中に命を奪われたことで態度は一変。病的なまでの戦闘狂と化し、ウルクを殺した「ダーカー」を本能的に殺戮していく。このため始めは心配していた同僚たちも離れていき、本格的に孤立してしまう。

劇中の活躍

ウルクの死後、研究機関のトップであるルーサーの誘いによりデューマンに改造され、元からあった戦闘の才能に加え力が増強された(他のNPCと違い、味方状態であってもゲーム内で実際に驚異的な強さを見せつける)。

それから「ウルクを生き返らせる」という条件を差し出され、ルーサーの手駒として動き主人公&マトイと対峙する。実際は「死者は生き返らない」とわかっていたが、それでも自分を認めてくれるのはルーサーしかいないと思い込んでいた。激闘の末、疲弊するがそれでも戦いをやめようとしなかった。そこへ歴史改変によって主人公に助け出されたウルクが駆けつける。幼馴染の姿を見てもそれを受け入れず、まやかしと見て激昂し、破壊しようと攻撃を加える。だがしかし、ウルクの決死の説得によってついに正気を取り戻し、共に気絶した。この際、洗脳が解けたような描写がある(実際にルーサーは、「能力を高めた上で洗脳状態にする」という研究を行っていた)。

ルーサーの死後はアークスの管理運営を任されたウルクの相方として引っぱり回され、それからしばらくしてアークス総司令補佐官に任命された。主人公に対してもこれまでのことを詫び、積極的に力になろうとパートナーカードを手渡す。

EP3ではデューマン化したことで周囲から不気味に思われているのではと考え、元に戻る方法を探していた。しかし、マリアに諭されたことで誰もそんなことは思っていないと前向きになった。

EP6では会議にウルクの補佐として登場した他、マザーシップで終の女神シバに対して特攻を仕掛けA.I.Sヴェガから排出されたウルクを受け止めている。

ロビーから

EP5の更新にて、EP1~3モードが撤廃されたためEP4でアークスシップから姿を消した彼からは好感度報酬が貰えなくなってしまった(アキ・フーリエ・パティエンティア・アリスは引き続きショップエリアに配置されている為好感度報酬を受け取れる)。

武器

元々タリスを使用していたが、デューマンになってからはブラックホールをモデルとしてシェイプシフトウォンド型創世器無杖ライノルト」を使用している。本来「創世器」を持つことはアークスのトップ「六芒均衡」であることの証左でありテオドールもそれに見合う実力者なのだが、その座にはついていない。空位が「四」しかなかったので、恐らくは「三英雄」の抑止力となってしまうからだと思われる(三英雄はルーサーの傀儡であるため)。

人物像

キャラクター性:引っ込み思案

特性:さみしがり屋

特殊補正:徹底防御

自ら「あまり頭がよくない」と言っており、ルーサーの長話は理解出来ていなかった模様。

同じくルーサーの実験材料であり支配を受けていた男性・カスラにはウルクともども小言を言われるせいか苦手意識を持っている様子。彼と違いルーサーに対して憎しみの感情を一切持っていないことも原因の一つかもしれない。

積極性が無かったことや、一時期暴走していたこともあり交友関係は狭い。

中二病的要素はアフィンなど他のアークスにいじられている(サウンドトラックのミニドラマ及びEP5)。

その他情報

キャラクターソング

「那落の†Messiah†」

アニメ版

4話から登場。アッシュアフィンの同期であることが語られた。

今作では無気力に輪をかけており、目の前で先輩が喰い殺された時でさえ何の感情も見せなかった。そのことをアフィンに責められた時は「成り行きでアークスになっただけ」と自己防衛の言葉しか出て来ない有様。去り際には「才能とやる気は比例しない」とアフィンに呆れられた。

そして5話では他のアークス同様129番艦・テミスを襲撃したダーカーに対処。へっぴり腰になりながらもカルターゴを正面から凍らせるなどの活躍をしていたが、ダーカー撤退後に燃え盛る装甲車の側で面影も残らず焼けてしまったウルクの亡骸らしきものと、その側に落ちていた彼女のネームプレートを目撃。6話冒頭ではショックで茫然自失となった所をアフィンに付き添ってもらっている。

…そして、11話では憎しみに体を突き動かされるままに、ウォパル海岸に出現した鳥形ダーカーを屠っていたところにルーサーが登場。「六芒均衡を超える、全てを殺し尽くせる力が欲しくないか」

と誘われ、承諾。ルーサーに付いていってしまう。

次の12話ではデューマンに改造され、ウォパル海底の研究施設をルーサーに命じられるまま破壊。

15話では無杖ライノルトではなく、ルーサーが所有していた白錫クラリッサを使ってアッシュを迎撃。使用するテクニックもゲーム中のフォイエ(炎)系からザン(風)系に変化している。その後は概ねゲームの展開と同じように、ウルクに諭された後に疲れはてて眠った。

次にアッシュ達の前に姿を見せたのは、24話でクーナとパティエンティアの呼び掛けに応えて。「僕に出来ることなら」と協力を申し出た。

続く25話ではダーカー因子を溜め込んで暴走しアッシュ達を襲ったアークスを凍らせて制止、ウルクと共に他の暴走してしまったアークスを帰還させる役割を買って出た。

人気投票

2014年度アークス総選挙男性キャラクター部門ではノミネート無し、2015年度では15人中9位、チップ総選挙ではランク外、「ウルク&テオドール」としてノミネートされたベストパートナー総選挙では24組中15位という結果になっている。

なよなよしているところや、巨乳のウルクと一緒にいることからこのゲームの多数を占める男性プレイヤーの支持を受けがたいキャラクターなのは確かである。

別名・表記ゆれ

テオドール

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