CV:江越彬紀
概要
暗夜王国の軍師。幻術を得意とし、卑劣な策を弄して暗躍するのを好む奸臣。英語名は「lago」。
奸臣ではあるが、ガロン王には絶対の忠誠を誓っており、王に敵対するものであれば王子や王女でも容赦しない。
慇懃無礼かつ猜疑心の強い性格で、白夜王国とつながりのある主人公(カムイ)やそれを慕うマークスたち王族を危険視している。
前述の通り、自国の勝利や目的のためなら手段を選ばないタイプであり、風の部族の戦士たちをノスフェラトゥに見せかける幻術で殺し合わせる(白夜篇、透魔篇の序盤)、カムイ達の進軍ルートにも関わらず手当たり次第生者を攻撃するノスフェラトゥをけしかけたり(リリス犠牲)、白夜王国王都の一般人を虐殺する(暗夜篇の終盤)、自軍を戦略の駒として扱うなど悪行しているため、王族から信頼されていない。暗夜王国側の暗夜篇でも終盤では主人公が逃がした白夜王女・ヒノカを見つけ、主人公達と敵対する。
また、ハイドラ神の神託を受けるガロンの姿に怯えたり、アミュージアで歌姫の歌を聴いた後に苦しむガロンを見て「ひえぇ」と叫ぶなど小心者な一面もあり、死に際はどのルートでも命乞いをする(特に白夜・暗夜篇)。
過去作のガーネフやファウダーのようなFE恒例の「悪の大魔法使い」ポジションの敵キャラであるが、見たままから推測すると年齢が若いのも、黒幕をするほどの巨悪ではない小悪党タイプなのも、(透魔篇にて)中盤で主人公達に倒されて退場するのも初。
ユニット性能
白夜篇では16章と25章、暗夜篇では26章、透魔篇では17章に登場する。軍師ということもあって彼が敵将として登場する章はいずれも難易度が高い。また、白夜篇でタクミと戦うと専用の会話が発生する。
クラスは「ソーサラー」だが、魔道書だけでなく杖(暗夜篇のみ)も使用する特殊仕様になっており、実質「ストラテジスト」の上位互換である。そのため、服装も通常のソーサラーとは異なり、全体的に黒色を基調とした露出の少ないものとなっている。
使用武器は「エクスカリバー」や「ギンヌンガガプ」といった火力の高い魔道書で、妨害杖(ルナティックではHPを半減させる「禍事罪穢」など)も使用する。なお妨害杖の使用はターンごとに決まっている。
透魔篇では白夜篇16章で装備していた「ギンヌンガガプ」よりランクの低い「フィンブル」を装備している。
スキルは杖の射程が10マスまで増加する上に使用回数もなくなる「無限の杖」を持っており、高難易度では「呪縛」や「死の吐息」や、「力封じ」のスキルを得ている。
外部出演
ヒーローズ
暗夜王の軍師 マクベス
属性 | 赤 |
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兵種 | 魔法/歩行 |
武器 | マクベスの惑書(専用) |
奥義 | 烈風 |
A | HP攻撃2 |
C | 攻撃の開放3 |
2020年4月から大英雄戦で登場。
専用武器の「マクベスの惑書」は自分よりHPが3以上低くて隣接していない敵に対して、奇数ターンなら攻撃と速さのデバフとキャンセルの状態異常、偶数ターンなら守備と魔防のデバフとパニックの状態異常を付与する。
ファイアーエムブレム無双
敵NPCとしてのみ登場。初のフルボイスでの登場である。
ストーリーでは13章に登場し、カムイ・リョウマ・マークスを罠に嵌めて洗脳した。
余談
- 中の人はイグニスの声も担当している。
- マイキャッスルではランダムで「マクベスの惑書」という魔道書を入手することができる。
- ファイアーエムブレムヒーローズの英雄総選挙での総合順位は、第1回は349位、第2回は406位、第3回は319位、第4回は309位。
- シリーズ4作目『聖戦の系譜』にも同名の人物が登場する。