CV:小谷津央典
概要
暗夜王国のガロン王直属軍の将軍。
同じくガロン王の側近であるソーサラーのマクベスは同僚。
クラスはバーサーカー。英語名は「Hans」
スキンヘッドが特徴の大男で、見るからに凶悪そうな面構えをしている。元は数々の略奪や殺人を重ねてきた重罪人だったが、ガロン王に取り立てられて兵士となり、後に昇格して今の地位に就いた。しかし作中では白夜との協定違反、反乱軍に与した市民や投降した白夜兵の虐殺等、様々な悪事を働いており、その采配には疑問が残る。一応、暗夜兵を厳しく訓練する等、将軍らしいこともやっているのだが、当の訓練理由は「部下がヘマしたら罰を受けるのは自分だから」という自分本位なものである。
身内でも彼の悪行は有名らしく、マークスはガンズの行いに不快感を覚えており、わざわざカムイに名指しで気を付けろと警告している(マークスにも同じくらいヤバい臣下がいることは突っ込んではいけない)
一国の王になるという野望を抱いており、カムイら王族のことは「すかした連中」として内心軽蔑している。「ヒーローズ」のセリフと合わせて考察すると「戦乱を利用すれば王族や貴族でない根無し草の自分でものし上がれる」と思っていたようだ。もっとも真の王は別におり、ガンズが好き放題暴れるほどその黒幕が得をするという構図だったので、立場的にはむしろ道化である。
ちなみにif本編で味方にはなることはないが、ファイアーエムブレム0には彼の書き下ろしイラストが用意されている。
本編での動向
第3章でNPCとして登場、カムイの護衛として無限渓谷まで同行する。この時、渓谷には見張りの白夜兵がおり、協定により戦うことができないため一行は引き返すことを決めるのだが、ガンズはカムイの指示を無視して突撃、白夜兵を殺害する。更には不穏分子であったギュンターをどさくさに紛れて無限渓谷のつり橋から突き落とす。なおその後は何食わぬ顔で城に帰還しており、特にお咎めも無しだった。
(ガロン王の命令にしろガンズの独断にしろ理解不能な行動だが、これには暗夜を取り巻くある陰謀が関係している)
暗夜ルートを選んだ場合、その後も要所要所で登場し、カムイ達の神経を逆撫でするような行動ばかり取っていく。
白夜ルートでは(有難いことに)顔を合わせる機会は少ないが、ある章ではガンズの行動によってあるキャラクターが犠牲となる。
ユニット性能
クラスはバーサーカー。
第3章では白夜兵を襲撃するのだが、パラメータが非常に貧弱なうえ武器相性面で不利なので、大抵の場合やられてしまう。高難度では瞬殺されることもしばしば。生存させても特にメリットはないので、ガンズのことは無視して進めるのがいいだろう。
暗夜篇では第26章で敵として出てくる。Sランクのアウルゲルミルを持ち、さらにカウンター系や一撃系のスキルまで備えている。ほか配下としてジェネラル&バーサーカー軍団を従えている。これらは勇者の槍、ビーストキラー、ハンマーといった高価な武器で武装しているため非常に厄介。伊達に将軍をやっていた訳ではないようだ。
ガンズ本体は射程1の武器しか持たないため、魔導書以外の間接武器でダメージを受けないようにすれば簡単。ただ普通にプレイすると取り巻きと同時に攻めてきて乱戦になるので、ドローの杖を使ったり、射程3の武器で釣り出したりで対処されることが多い。
白夜編では二度戦うことになり、一戦目はカミラと、二戦目は竜騎士の取り巻きと共に登場する。勇者の斧や銀の投撃斧で武装しているが、暗夜ルートと違って厄介なスキルを持っていないため突破は容易。取り巻きの竜騎士は竜脈で足止めできるので利用しよう。
ヒーローズ
怪力栄進を欲す ガンズ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/歩行 |
武器 | アウルゲルミル(専用) |
奥義 | 竜穿 |
A | 攻撃速さの万全3 |
C | 攻撃速さの奮起3 |
2022年12月の大英雄戦でようやく登場。これでマクベス、ガロンとで組めるようになった。
ステータスはHP、攻撃、速さが高く、その攻撃は64と子どもボーレを抜いて全斧ユニットで一位。守備も高水準だが魔防は低め。
専用武器は攻撃3に自分から攻撃するか孤立していると戦闘中、攻撃速さ+6と絶対追撃かつ最初に受けるダメージを40%軽減し、軽減した数値分次の攻撃ダメージに加算する。軽減した数値を返すユニークな武器をしている。空いたBスキルは回避効果と重複するため、より一層の活躍を見込める。
弱点は軽減効果を無効にする狙撃や二回攻撃持ち。受けに対しては孤立していないと発動しないので一人で戦うことに専念して立ち回るしかない。
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マードック…同シリーズの中の人繋がり。声が当てられるのはヒーローズが初。