ドミノ牌
ドミノ牌は線などで二つの正方形に区切られている、ゲーム用の牌の一種である。正方形それぞれにサイコロの目を基にした目(数字)を有する。目は0~6までのものと、0~9までのものが存在する。
ドミノ牌を用いたゲーム
ゲームとしてはトランプと同様に定められた使用法を規定とし、様々なゲームが考案され行われている。
基本ルール
以下のルールは、各ドミノゲームの共通事項として概ね踏襲される。
- ドミノ牌をかき混ぜ、整理して“山札”を形成する。
- ゲームのルールに従い、規定された数だけ山札から牌を取り分けていく。
- 配布された牌は相手から見えないように立てて控える。
- 順番を決め、牌の数値と同じ数の面を隣り合わせて繋ぎ、杯で列を作っていく。
- 「6-1」なら“6”か“1”の面を持つ牌を隣り合わせることができる。
- 最終的に誰も繋げられなくなった時点でゲーム終了。得点集計と順位の決定をおこなう。
セバズトポリ、ファイブアップとその派生系、ベルゲン、メキシカン・トレインが主要ルールとされる。
ドミノ倒し
本来の使用法とは異なるが、ドミノ牌を一列に並べて倒すドミノ倒しと呼ばれるものが存在し、日本では一般的にはこちらが有名である。また、ドミノ倒しに用いるためのドミノ牌も作られている。こちらには通常のドミノ牌のような目は配していない。
ドミノ倒しを用いた企画
テレビ番組『27時間テレビ』にて、ドミノ倒しを用いた企画が行われた。
水中で行うものや、CDや人間を活用したドミノ倒しなども登場した。
ポリオミノとしてのドミノ
ドミノ牌が正方形を二つ繋げたような形であったことから、正方形を複数繋げた形を指す概念として考案されたのがポリオミノである。ドミノ(domino)をdとominoに分解した後、dの位置にギリシャ語における数を当てはめ、ominoを正方形がいくつか繋がったものという意味としたことで、ポリオミノという概念を成立させた。また、この概念はテトリスやBlokusなどといったパズルゲームにも用いられている。
キャラクターとしてのドミノ
- 少年漫画『ONEPIECE』の登場人物 → ドミノ(ONEPIECE)
- MARVELコミックのキャラクター → ドミノ(MARVEL)
- 漫画『血と灰の女王』の登場人物 → ドミノ・サザーランド
- ゲームファイナルファンタジー7のキャラクター → ドミノ(FF)