CV.寺島拓篤
概要
蒼井バルトがスペインのバルセロナに到着して最初にバトルしたブレーダー。
ブレーダーとしての実力はかなりのものだが、性格は粗暴かつ、攻撃的。
利き腕は左だが、本気を出さない場合は右腕でベイをシュートする。
アニメでの活躍
バルトとの初戦では、彼のビクトリーヴァルキリーをバーストさせ、無数の亀裂を入れ、勝利した。
しかし次の日、ゴッドヴァルキリーに進化させたバルトのリベンジマッチで敗北を喫する。
小紫ワキヤがオーナーを務めるベイクラブ「レアルサンバット」にスカウトされ、BCソルとの親善試合でフリー・デラホーヤと対戦するが、彼のドレインファブニルの前に敗れる。
その後、ワキヤといざこざを起こし、退団。
自分を破ったフリーにリベンジする一心でBCソルの入団テストに参加。ジャンゴ・マタドールと、クミチョーこと黄山乱太郎を破り、BCソルの一員になる。
その後はヨーロッパ先発テストのバトルでクミチョーに敗れるが、サブメンバーに選ばれる。
しかし、本人は快く思っておらず、ヨーロッパリーグでは観客席でバルト達トップチームに対し、「負けちまえ」などと呟いている。
フリーが「ニューヨークブルズ」に移籍したことにより、バラバラになっていくBCソルに嫌気がさし「こんなチームで戦えるか!」と言い、出て行った。
その後は他のベイクラブの入団テストを次々と受けるが、どれも馴染めず、虚無感に苛まれる。
そこにワキヤが現れ、「バルトは次のポルトガル戦に出ないため、登録メンバーが1枠保留になっている」という話を聞く。
次の日、ポルトガル戦を影から観戦し、試合後、BCソルのメンバーの前に現れる。
「これからはオレがチームを面白くしてやる」と言い、BCソルに復帰した。
この際、バルトとシスコが拳を差し出し、そのまま拳を合わせるかと思いきや、シスコは直前にパーを出すというお茶目な一面を見せた。
以降は性格も若干丸くなった。
ワールドリーグ決勝戦では、因縁の相手であるフリーと対戦。
ローラーディフェンスでドレインファブニルのラバーに触れずにぶつけ、バランスを崩したが、止めを刺そうと突っ込んだ際、低速バーストを喰らい、敗れる。
第5ゲームではジョシュア・ブーンと対戦。
1stバトルではブラストジニウスとの壮絶なセンター争いの末、先に力尽きる。
2ndバトルに入る前にバルトのゴッドヴァルキリーのフレーム「ボルテックス」をクライスサタンに組み込み、クライスサタン.2V.Lpに改造する。
猛烈なラッシュでブラストジニウスを攻め立て、オーバーフィニッシュを狙うが、ガードツイストで追撃をかわされ、反撃を喰らう。
壁にぶつかり、スタミナを大きく消耗し、万事休すかと思われた時、レイヤーのローラーがかすった影響で上空高く跳びあがり、そのままジニウスに激突。
シスコ&バルト『『全力だぁーーーっ!!!』』
凄まじい大接戦の末、両者共にバーストするが、ブラストジニウスがごく僅かに先にバーストしたため、勝利。この瞬間BCソルの優勝が決定した。
スパーキングではレジェンドブレーダーとして登場し、GTアリーナでバルト、乱太郎とスペシャルバトルロイヤルを行った。
使用ベイ
- クライスサタン.2G.Lp
悪魔サタンモチーフのベイブレード。ディフェンスタイプ。
レイヤーの3つのローラーで攻撃を受け流す他、ループドライバーに付いた2つのローラーでオーバーフィニッシュを防ぐこともできる。
- クライスサタン.2V.Lp
フレームを「グレイブ」から「ボルテックス」に交換したクライスサタン。
防御力が減ったが、攻撃力が上昇している。
- カースサタン.Hr.Un 1D
スパーキングベイとなったサタン。ローラーが3個から5個に増えている。シャーシは内重心となっており軸がブレにくい。ドライバーは土星のような形をしており、体制を立て直しやすくなっている。
技
- ローラードリフト
クライスで使用。ループドライバーのローラで倒れるのを防ぐ。さらに、パワーのロスも抑える。
- ローラーディフェンス
クライス、カースで使用。レイヤーについているローラーで相手の攻撃を受け流す。
- サイクロンループ
クライスで使用。ループドライバーのローラーで軌道を変えながら攻撃する。
- ユニバースドリフト
カースで使用。ユニバースドライバーのリングで倒れるのを防ぎ、さらに細かく軌道を変えながら攻撃する。
余談
シスコを演じる寺島拓篤氏は、「メタルファイトベイブレード4D」に登場したバオおよび、「メタルファイトベイブレードZERO-G」に登場した海原カイトを演じていた。
関連タグ
蒼井バルト 黄山乱太郎 クリスティーナ・クロダ:チームメイト