CV:岡林史泰
人物
『ベイブレードバースト』の主人公、蒼井バルトの友達兼ライバルの一人で
アニメ2年目の『ベイブレードバーストゴッド』ではスペインの名門ベイブレードクラブ「BCソル」へと一緒に入団したチームメイトでもある。
あだ名は「クミチョー」。5年1組所属で、緑川犬介とはクラスメート。
話し方や短気なところから乱暴な印象があるが、面倒見が良い性格で、生粋の兄貴肌の持ち主。
よくバルトを馬鹿にしているが、バルトを応援しているのかと聞かれれば、否定はするものの彼が勝って大喜びするなどツンデレでもある。
すぐバルトと喧嘩したり競い合ったりして喧嘩っ早くはあるが、漫画ではヴァルキリーをバラバラにしたダイナ、アニメではヴァルキリーを侮辱したワキヤに殴りかかろうとしたバルトを制止する辺り、他人を見て冷静になれるタイプかも知れない。
バルトの弟妹である常夏と日夏にも懐かれており、九話でも日夏が助けを求める際に、昔から付き合いがあるであろうシュウより先に名前を呼ばれている。
父は刑事。(本人談)
作中の活躍
ベイブレードバースト神
BCソルの入団テストのことを知って、進化させたブレイズラグナルクと共にスペインに旅立ちバルトと再会した。
入団テストの決勝でバルトに敗れるが、BCソルのオーナークリスに認められ入団に成功した。
選抜テストでヨーロッパリーグのメンバーに選ばれる。さらにブレーダーランキングにランクインしたためトップチームに昇格したが、その後は成績が上がらずスネークピットにてイエローアイに敗北。
ワールドリーグでメンバーに選ばれ、決勝でイエローアイにリベンジする。ゴッドブレーダーズ開催前にバルト共にクルツの下に迷い込み、バルトの代わりにクルツに挑むが敗北しラグナルクを強奪されたがバルトの手によって取り返した。大会中はバルトの特訓相手を務める。
ベイブレードバースト超ゼツ
本編は出番なしだったが、弟である黄山乱次郎の回想に登場。彼にライジングラグナルクを託した。
ベイブレードバースト超王
wbba.代表のレジェンドブレーダーとして登場。GTアリーナにてバルト、シスコとバトルロイヤルを行った。
その後wbba公認でボンバーズのコーチとして様々なトレーニングを課して朝日兄弟の成長に助力した。朝日兄弟とのタッグバトルでは乱次郎と共に完璧な連携で臨むが、兄弟の連携技によって敗北。
その後、ラグナルクを研究したヒカルが10枚刃のディフェンスモードを利用したカウンター戦法の末に編み出した必殺技にバースト負けした。その後はレジェンドフェスティバルのため、バルトやシスコ、ヒュウガ、ヒカルたちと特訓に臨むことになり、フリーと戦うヒュウガにアドバイスするなど、サポート面にも回るようになった。
スペインからの帰国後、ヒュウガ・ヒカルを奇岩城に案内し、事前に2人との勝負を頼み込んでいた白鷺城ルイとのバトルを持ち掛けた。
乱太郎とレーンの対決の後、乱次郎の為に赤刃アイガを連れて乱ベイ組のアジトを訪れ、腕を負傷した乱次郎を触診して彼にレジェンドフェスティバルの棄権を促した。
レジェンドフェスティバルのファーストステージのバトルロイヤルではBブロックに選出され、センターをファブニルと取り合うが両機共に吹っ飛び、センターを取ったインフィニットアキレスに弾き飛ばされた後にスタミナ勝負でギリギリでハイペリオンに敗北。
セカンドステージではシスコとタッグを組み、バルト&フリーと対決。フリーに勝利することに拘ったシスコに後を託すためヴァルキリーに真っ向からグライドトルネードをぶつけて同時バーストしたが、残ったシスコが敗れたため敗北となった。その後のルーレットで第3試合目に選出されヒカルとタッグを組み、ルイ&ドラムのタッグと対決。敗北すれば自身が予選敗退となるため負けられない勝負となる。ヒカルとの打ち合わせ通りにバトルを進めるもののルイには見切られており形勢逆転、ヘリオスとラグナルクの同時攻撃でドラゴンを狙うが押し負けてバーストさせられ、その後ヘリオスもロンギヌスにバーストされたことで敗北し予選敗退が決定するも、残ったヒュウガにエールを送った。
レジェンドスーパータッグリーグではバルトとタッグを組んで出場。ちなみに最初から決めていたわけではなく、自分には見向きもしなかったヒカルたちに怒りつつ最初は誰にするか考えていた。
ドラム→ねぇな
アイガ→ねぇな
ルイ→怖ぇ
フリー→ムカつく
シスコ→論外
と、考えた末にすっげぇキモイ顔になりながら大笑いして立ち去った。
総当たり戦第1試合目のルイ&ドラムとの対決では外周でロンギヌスを抑えに入るが突破されると同時にヴァルキリーの集中砲火を浴びているドラゴンに向かって飛ばされ接触したことでドラゴンの覚醒を発動させてしまい、そのままテンペストブレイクによりオーバーフィニッシュを決められ直度にヴァルキリーもロンギヌスに敗れたことで敗北した。
第2試合では朝日兄弟と対決し、彼らの作戦によりヘリオスボルケーノと対峙。彼らが仲違いをしている最中にバルトと共にバーストを決めて勝利。
第3試合のフリー&シスコ戦ではバルトと連携技を決めて勝利。
第4試合のアイガ&乱次郎戦では乱次郎との兄弟対決となるが、乱次郎のラグナルクがストームプレートを利用した必殺技を放ったため上空に吹き飛ばされて追ってきたアキレスによりバーストさせられ、落下していくアキレスがヴァルキリーをも捕らえ場外へ飛ばしたため敗北。
第5試合のレーン&シュウ戦では連携技でルシファーを攻めるがリミットブレイクジエンドで自身はバーストさせられる。しかしこれは自らが囮になる作戦であり、その後ろから奇襲を仕掛けたバルトの活躍により勝利。
使用ベイ
- ラグナルク.ヘビー.サバイブ
終末の炎を纏う悪魔がモチーフのスタミナタイプのベイブレード。右回転。
径の大きいレイヤーと4つのウエイトの付いたヘビーディスクが高い遠心力を生み出す。
すごく遠回しな表現だが、モチーフはご存知北欧神話の巨人『スルト』の事。ラグナルクという名称も北欧神話の終末戦争『ラグナロク』に由来している。
- ライジングラグナルク.G.R
2代目ラグナルク。
重量級のグラビティディスクとフリー回転パーツの付いたリボルブドライバーが安定した回転をする。
- ブレイズラグナルク.4C.Fl
3代目ラグナルク。
レイヤーに開閉するウイングが搭載され、遠心力の強化が可能。
フリューゲルドライバーについてる羽がアッパーフォースを生み出す。
- グライドラグナルク.Wh.R 1S
4代目ラグナルク。
リングに搭載された3枚の開閉するウイング、遠心力強化に優れたホイールディスクや1Sシャーシによって非常に高いスタミナを持つ。
ドライバーはライジングの時と同じ。
技
- ラグナルクゾーン
スタジアムの中央に陣取り、安定した回転+ラグナルクの重量であらゆる攻撃にも動じない。
- 真ラグナルクゾーン
ブレイズで使用。フリューゲルドライバーのアッパーフォースで生み出した気流で相手の攻撃を防御する。
- グライドトルネード
グライドで使用。強力な遠心力で竜巻を起こす。
- ダブルトルネード
グライドで使用。乱次郎との合体技。彼と同時にグライドトルネードを発動し、中央に超巨大な竜巻を生み出す。
余談だがメタルファイトベイブレードの原作3巻にこれとよく似た技が存在する。
- シンクロライトニング
バルトとの合体技。ブレイブヴァルキリーと同軌道で行う連携技。
余談
虫嫌い。ケムシを嫌がるシーンが見られた