概要
中東に存在する新興国の一つ。カスピ海とペルシャ湾の間に位置する小国。国家元首は第1皇女のマリナ・イスマイール(但し、議会制を敷いているため、象徴的な存在である)。
1stより6年前に、主人公である刹那・F・セイエイの出身国である「クルジス共和国」を武力併合し、王政を復活させ、国民の意識をまとめようとしている。
他の中東諸国と同様に、外貨獲得源を化石燃料に依存していたため、太陽光エネルギーの恩恵を受けられず、国の財政は困窮し、エネルギー不足が蔓延。さらに国内では宗教の解釈の違いから、異文化を嫌う保守派と太陽光発電を取り入れようとする改革派の対立によってテロが頻発し、政情不安的になっていた。
小説版によると、かつて石油産業が主流だった頃は豊かで首都も夜景が美しかった観光スポットだったらしい。
1st seasonでは国連の技術支援で太陽光受信アンテナが建設され始めるも、アリー・アル・サーシェスの策略で保守派の指導者マスード・ラフマディーが拉致される事件によりそれによって内乱が発生してしまう。ユニオンの軍事支援を受けるもソレスタルビーイングの武力介入にまで発展し始めたが、マスードがソレスタルビーイングにより救出され、彼がガンダムエクシアに王宮まで送り届けられた事で内戦は終結、それでも混乱はまだ収まっていなかった。
2nd seasonでは、地球連邦に参加しなかったため、経済は更に困窮し、マスードも死亡したため改革派と保守派の対立が激化していた。しかも一度国土を焦土化され、連邦の暫定政権により解体されてしまうが、イノベイター勢力との決戦後には、国土の復興が行われている。
改革した地球連邦政府による中東国への支援も行われ始め、どうにか国内は落ち着きを取り戻した。