お優しいです
その坊ちゃまの優しさだけで充分に 真咲様はお喜びになられますよ
概要
漫画、『BLEACH』の登場人物。
登場したのは、千年血戦篇の過去パートにて。
BLEACH全体のレギュラーメンバーの一人である石田雨竜の母。物語時点では故人。
彼女自身も滅却師であるが、混血統滅却師(ゲミシュト・クインシー)であり、由緒正しい滅却師である純血統滅却師(エヒト・クインシー)の家系である石田家に仕えるメイドだった。
当時の石田家の次期当主である石田竜弦に思いを寄せていたようだが、当時の竜弦には同じ純血統滅却師の黒崎真咲という婚約者がおり、彼女の恋は実らない筈であった。
しかしその後、藍染惣右介の暗躍に真咲が関わってしまったことから、真咲の身体に異変が生じ、そのことを彼女が竜弦の母に密告したことから、竜弦は真咲との婚約を解消せざるを得なくなる。
理由は真咲への嫉妬ではなく、あくまで異変が生じた真咲が純血統を守るという役割を果たせず、それを庇う竜弦が母親に責められるのを恐れての行動であり、加えて普段の竜弦ならば純血を保つ事を第一に考える筈と語っている。彼女に詰め寄った竜弦も叶絵の言い分が最もだと内心で認めていた。
その後も、竜弦に怨まれることになりながらも、それでも竜弦に誠意をもって尽くしたことから、竜弦と結ばれることになる。
しかし、それから十数年後。
ユーハバッハが自らの復活に伴い『聖別(アウスヴェーレン)』と呼ばれる特殊な力を使って混血統滅却師から全ての力を奪ったため、身体の弱かった叶絵はその『聖別』に耐え切れずに死亡した。
因みにアニメのバウント編において、雨竜の口から原作に先んじて彼女の人となりが語られており、曰く「いつも笑っているのに泣いているような人だった」とのこと。
雨竜の母が「儚げで何処か影のある女性」というのは早い段階から決まっていたようである(あるいは、このセリフや下記の相馬芳野から逆算して叶絵と言うキャラクターを作ったとも考えられる)。
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相馬芳野ーアニメオリジナルのバウント編に登場したキャラクター。雨竜は彼女に叶絵の面影を見ており、恋愛感情とも取れる思慕の念を抱いていたが…