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名鉄100系の編集履歴

2020-06-08 13:29:53 バージョン

名鉄100系

めいてつひゃっけいとにひゃっけい

名古屋鉄道の車両。犬山線〜地下鉄鶴舞線〜豊田線で運用される。同じ系列である100系200番台・200系も当記事で解説する。

概要

豊田線の新規開業に伴う車両増備、及び豊田線から名古屋市営地下鉄鶴舞線への直通用車両として1978年に登場した。

1979年1月に営業運転入りし、同年7月から新たに開業した豊田線で地下鉄鶴舞線との直通運用を開始した。


設計は同時期に登場した6000系がベースとなっている。20m級片側4ドアの車体を持ち、鉄仮面スタイルの前面で、これは最終増備まで変わらない。

当時クロスシートを推進していた名古屋本線系統とは異なり、乗り入れ協定との兼ね合いからオールロングシートを備える。完全な通勤形仕様だが、カーテンは珍しく横引きタイプであるのが特徴。

走行機器は実績のある抵抗制御で、加減速性能を重視し4両全てが電動車となっている。

また、1989年製造の116編成では制御装置に添加励磁装置が追加され、回生ブレーキが使えるようになった。

ここまでの車両が100系に分類される


一方、地下鉄鶴舞線は名古屋市街地を経由して上小田井駅から犬山線と相互直通する計画であったため、名鉄はこの100系を犬山線向けに増備する予定であった。

しかし、工事の完了まで相当の期間を要することから、逼迫する朝ラッシュ時の需要を打開するため100系を予定より大幅に早く導入し、犬山線の最混雑列車で集中的に運用させることとなった。ほか、名駅を経由して常滑線での運用も行われていた。

基本仕様は116編成と変わらないが、4両編成を2本繋いだ8両編成での運用を想定し、ブレーキ管とジャンパ栓の増設を始めいくつかの改良が施されている。仕様変更を表すため車番が200番台に変更され、1から振り直された。

これらの車両は1991年に増備され、100系200番台に分類される


1993年に漸く犬山線と鶴舞線の相互直通運転が開始されることが決定し、輸送力増強のため既存車両を全て6両編成に増結することとなった。

100系は編成中央に新造車2両を差し込む形で増結が行われた。この新造車は電動車・付随車1両ずつのユニットで、VVVFインバータ制御となっているのが最大の特徴である。そのほか機器類を中心に仕様変更が行われているが、車両番号は組み込まれる編成に揃えられている。

また、1994年には6両編成1本が増備された。この編成は電動車が3両で、全てVVVFインバータ制御となっている。このため、200系に分類されているが、車番は100系200番台の続番であり、215編成である。116編成や増結車も含めて非常にややこしいので要注意。

なお、この215編成が100系の最終増備車となった。


2011年から2013年にかけて、抵抗制御である111〜115編成の4両をVVVFインバータ制御に改造する工事が行われた。この装置は瀬戸線用4000系に準じた最新型となっている。改造と共に電動車が5両→3両に減少した。

増結車は従来通りのままであるため、編成内で2種類のインバータ音を聞くことができる。

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名古屋鉄道 名鉄6000系

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