概要
当線のみでの規模としては小さいが、全列車が名古屋市営地下鉄の鶴舞線の全線、三河線の梅坪~豊田市の1駅間に直通している為、実質名鉄の管轄だけでも赤池~豊田市の路線と考えて良い(以下から「豊田線」の記述では梅坪~豊田市区間も含む)。
また一部の列車は犬山線の岩倉や犬山の方面に直通する。犬山線内は急行だが、豊田線、鶴舞線の区間では各駅に停車する。ただ、乗換えが一切必要ないため、時間はかかるものの便利である。
豊田線内は複線で単線の区間は一切存在しない。また、鶴舞線内も含め全ての列車が各駅に停まる。
なお余談だが、愛知環状鉄道に乗り換える際は、梅坪より豊田市で乗り換える方が駅の距離が近く比較的便利。(少し離れてはいるが梅坪でも愛知環状鉄道と徒歩連絡は可能)
沿線に学校が多いため、ラッシュ時のみ駅員が配置される駅が大半を占めていたが、2003年のSFカードシステム導入時にほとんどが終日無人駅になっている。さらに有人駅として残っていた日進駅は2023年7月以降早朝と夜間は無人化され、浄水駅は終日無人駅となった。これにより豊田線から終日有人駅は無くなる(赤池駅は地下鉄の駅員がいるが、名鉄の駅としては開業時から無人の扱い)。管理は豊田市駅が行っている。
加算運賃表
名鉄豊田線では加算運賃が適用されており、豊田線内では以下の加算運賃が適用される。
尚、豊田市駅~梅坪間は加算運賃に含まれていないが、距離別の意味でも掲載する。
但し、豊田市駅~梅坪駅間の利用に限り加算運賃は適用されない。
因みに豊田線の建設費回収率は2018年(平成30年)現在で、47.2%となっている。
区間 | 加算運賃 | B区間運賃 | 合算運賃 |
---|---|---|---|
0.1キロ ~ 2.9キロ | +20円 | 170円 | 190円 |
3.0キロ ~ 3.9キロ | +30円 | 190円 | 220円 |
4.0キロ ~ 5.9キロ | +30円 | 230円 | 260円 |
6.0キロ ~ 6.9キロ | +40円 | 240円 | 280円 |
7.0キロ ~ 9.9キロ | +40円 | 300円 | 340円 |
10.0キロ ~ 10.9キロ | +50円 | 300円 | 350円 |
11.0キロ ~ 12.9キロ | +50円 | 360円 | 410円 |
13.0キロ ~ 16.6キロ | +60円 | 420円 | 470円 |
使用車両
この線で走る名鉄車両は100系のみ。鶴舞線の車両も走る。