概要
日産自動車が1989年から1990年に限定で製造・販売していた商用車。
組み立て生産は子会社の日産車体が行った。
型式はG20型。
VN10型パルサーのバン型のプラットフォームをベースとしており、カタツムリをモチーフにデザインされたパイクカーである。
車高が高くボディ側面の表面積も広いため、会社や店舗のロゴなどを大きく塗装やプリントする事が可能であった。さらにカタツムリのような愛嬌のある外装デザインは街中で良く目立ち、人目を引く宣伝効果も高かったようである。
2000年頃まで、横浜スタジアムのリリーフカーとしてその改造車が使われていた。
車名の由来は、カタツムリのフランス語読みの「エスカルゴ」と貨物のスペイン語読みの「カルゴ」をかけたものとされる。