「抗うことも出来ずに即死」
「そうか、君が神を信じる必要は無いし御託はもういい。行き過ぎた傲慢を償い死して星に還りたまえ。」
概要
怪人協会の怪人。
「光パワー」と名付けられた、圧倒的な破壊力を持たせた光子弾を神通力で無尽蔵に生み出す能力の持ち主。
名前の由来の通り、元々はただのホームレスである。以前は普通のサラリーマンであったのだが、新人歓迎会で上司から裸踊りを強要された挙げ句セクハラで退職に追い込まれ住居からも追い出されたというかなり理不尽な境遇からホームレスになってしまった。
しかし、公園にて寝ていた際に彼は気付いてしまう。生命体にとっての家とは地球そのもののことであり、人類は屁理屈で築き上げた社会構造にあぐらをかいて勝手に生態系から逸脱した地球を汚染する愚かな存在であるという事実に。
その事実を知った彼のもとに”謎の存在”(ホームレス帝曰く『神』)が降臨し、人類を社会ごと殲滅するための力を与えた。その結果生まれたのが災害レベル:竜の超怪人ホームレス帝なのである。
頭の王冠以外はすべてボロ(ホームレスのときから着用していたジャージ)というなんとも言及しがたい格好をしている。
ゾンビマンとの戦いに負けた後に”謎の存在”のことを告げようとするが、”謎の存在”に力と命を『没収』された事により老化させられた末、燃え上がって死亡した(この時、彼の精神世界には、”謎の存在”が巨大な人型の姿をとって現れている)。
余談
- 序盤に出てきた怪人ワクチンマンとは、主義主張(愚かな人間の廃滅)や能力(破壊力を持った光球を作って打ち出す)誕生した経緯(超常的な意思によって誕生ないしは力を授けられた)などが非常によく似ており、ワクチンマンの語った『地球の意思』と”謎の存在”『神』との関連性を匂わせる。