曖昧さ回避
⇒「メリア(曖昧さ回避)」の項目を参照。
「大切なものの価値、失ってから気付くのでは遅すぎる。そうであろう?」
我がプロフィールを見よ!
種族 | ハイエンター(ホムスとの混血) |
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性別 | 女 |
年齢 | 88歳 |
身長 | 156cm |
好きなもの | 草花 |
苦手なもの | 昆虫 |
基本的性格 | 冷静・率直・堅実 |
本質的性格 | 内気・情熱 |
CV:勝田詩織
概要だ!
巨神上層部に暮らす種族「ハイエンター」の皇女で、フルネームは「メリア・エンシェント」。本作中で数少ない姓が設定されているキャラクターである。年齢は88歳であるが、ハイエンターは長命の種族ゆえ彼らの基準では外見通り少女の年頃にあたる。ハイエンターの皇家はある事情のため、ハイエンターの光妃とは別に影妃と呼ばれるホムスの側妻を娶って代々ハイエンターの血を薄めているが、その影妃の娘であるメリアはホムスとの混血児である。それゆえ顔立ちや身長がどちらかといえばホムスに近く、特徴的な頭部にある翼も非常に小さい。
寿命の違いもあってホムスの実母である影妃は小さい頃に他界しており、継母の光妃ユミア(およびユミアに仕えるタルコ)からは存在自体を疎まれているが、父ソレアンと異母兄であるカリアンとの関係は良好。古風で堅苦しい口調はあくまで皇女としてのものであるようで、感傷に浸っているときなど稀に年齢に見合った崩した口調で喋るところもある。その他、プレイ中にもパーティ編成などの条件により普段とは違う一面を垣間見ることができる(余談にて後述)。
主人公シュルクたちと最初に遭遇するのは、テレシアという生物を討伐するために訪れていたマクナ原生林である。テレシアに初めて遭遇した際、小さいころから共に過ごしてきた家臣4人を失ったが、シュルクらの助力を受けそのテレシアを討ち果たす。その最中、シュルクの優しさに触れて次第に恋愛感情を抱くようになるが、本人以外でそれに気付いたのはカルナだけであるようだ。
シュルクらの助けも借り、継母から命を狙われながらも立太子を果たすが、その後暫くは兄に摂政を任せ、広い世界をよりよく知るためにシュルクらとともに旅立つ。
習得アーツ
エーテル属性の補助役兼アタッカー。HPや素早さ(回避性能)が最弱で、装備できる防具も限られているため、パーティメンバーの中でも耐久性能はダントツに貧弱である。そのため使用に際してはメリアにヘイトが集まらないような工夫が求められ、火力に任せて適当に攻撃をぶっ放しまくると命取りとなりかねない。加えて、「まず味方へバフを展開し、そのバフを無くすことと引き換えに攻撃する」という仕様もあって、攻撃のタイミングは適切に見極める必要があるため、使う場合はコンピュータに任せるより自操作にて行う方が安定して戦える傾向にある。こうした特徴からやや玄人向けキャラ感はあるが、物理では中々体力を削れないネブラ系統や終盤のとあるボスなどに対しては非常に心強いメンバーとなる。
物理攻撃のアーツは2種類だけあり、杖で突きを食らわす「スピアブレイク」に跳び膝蹴りをお見舞いする「スターライト・ニー」と、魔法使いっぽい外見や性能にしては意外なことにゴリゴリの格闘術である。エーテル技主体の彼女にとって火力面で主戦力となる代物ではないが、スピアブレイク後にスターライト・ニーを入れると強制転倒(崩しを必要としない)が発動するため、アーツ欄を2つ食うという点に目を瞑れば「他メンバーとの連携やアーツ使用に特殊な条件を必要とせず、好きなタイミングでを相手の行動を阻止できる」という地味に強力な機能を搭載できる。
なにより、「スターライト☆ニー!(跳び膝蹴りなので尻餅を撃つ)アイタタタタ・・・」のボイスがとてもかわいい。
また、スピアブレイクを当てると敵が後ろに弾き飛ぶため、崖際で使うと少々ズルい勝ち方ができたりもする。
タレントアーツ
アーツ名 | 性能 |
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エレメント発射(雷) | 敵単体にエーテルダメージ |
エレメント発射(炎) | ヒット時:炎熱 |
エレメント発射(氷) | ヒット時:冷気 |
エレメント発射(風) | 範囲内の敵にエーテルダメージ |
エレメント発射(地) | ヒット時:毒 |
エレメント発射(水) | ヒット時:HP吸収 |
下記の通常アーツのうち、「サモン・〇〇」と名のつくアーツによって召喚したエレメントを敵に撃ち出す。エレメントは3つまで召喚することができ、召喚中のエレメントはメリアの頭上にエフェクトとして視覚化される。射出は新しいもの順で行われる。すなわち3つ召喚している場合、3つ目を最初に撃ち出し、最初に召喚したものは最後に射出する。よって攻撃よりもバフとして使いたいものを早めに、攻撃に使いたいものを後に出すなどの工夫が肝要となる。
他のキャラとは違い、エレメント召喚中はいつでも使用可能。その代わり、エレメントを射出するたびにタレントゲージが溜まって最大になると「エレメントバースト」のオーラが発動する。このとき、逆に通常アーツのうち普段は使えない「バーストエンド」と「マインドブラスト」が使用可能となる。
通常アーツ
アーツ名 | 習得レベル | 性能 |
---|---|---|
サモン・ボルト | 1 | 範囲内の味方にエーテル力アップ |
サモン・フレア | 1 | 範囲内の味方に筋力アップ |
スリープマインド | 1 | ヒット時:スリープ |
バーストエンド | 1 | (バースト中のみ使用可)ヒット時:物理耐性減、エーテル耐性減 |
スピアブレイク | 26 | ヒット時:スロウ |
シャドーステッチ | 29 | ヒット時:バインド |
サモン・アクア | 33 | 範囲内の味方に時間ヒール |
ヒールギフト | 35 | 最大HPの20%を消費して仲間のHP回復 |
サモニングコピー | 38 | 直前に召喚したエレメントを召喚 |
サモン・ウィンド | 41 | 範囲内の味方に素早さアップ |
スターライト・ニー | 44 | スピアブレイク後:強制転倒(特効) |
サモン・アース | 47 | 範囲内の味方に物理バリア |
リフレクション | 50 | 敵対タレントアーツ以外の攻撃を反射 |
パワーエフェクト | 53 | 召喚エレメントのバフ効果範囲×2 |
サモン・アイス | 56 | 範囲内の味方にエーテルバリア |
マインドブラスト | イベント(※)で習得 | (バースト中のみ使用可)ヒット時:オーラ消去、アーツ封印 |
(※)マクナ原生林でのレオーネ・テレシア戦
その後
ディフィニティブ・エディション(Switch版)における追加ストーリー『つながる未来』では新たな衣装に身を包み登場。本編終了から1年後、巨神崩壊時に浮遊鉱石の含有によって空中島となった巨神肩の付近に皇都アカモートを発見し、ジャンクスに乗って巨神肩へと降り立つ。
本編で主人公だったシュルクも行動を共にするが、ストーリー的にはメリアが主役の内容となっている。
余談
- 最初は彼女がハイエンターであることは明言されておらず、素性不明となっている。頭部の翼は布で覆われており、これを外すことができない。皇都に到着し立太子のシーンなどを終えて諸々落ち着くと頭部装備が自由になる。
- メリア操作かつカルナがメンバーにいると、クエスト受注時にカルナから促され(心理的抵抗を呈しつつも)「期待して待っててね」と砕けた口調で答える。
- シュルク・リキとの戦闘終了時ボイスでは時折「メリアちゃん! リキ頑張ったも、褒めて褒めて〜!」と言うリキに対して「おぉ〜よしよし! よくできまちたねぇ〜!」と普段からは想像もつかないような赤ちゃん言葉を披露し、シュルクを軽く引かせる。
- 作中で特に言及はないが、年齢は88歳とパーティ最高齢。しかし先にも述べたようにハイエンターはホムスの1/5ほどの速度で歳をとるため単純計算で17歳と、ホムス年齢に換算して考えれば最年少とも解釈できる。ホムスと混血であることを考えてもシュルクたちとの心理的な年齢感はそう変わらないものと思われる。
- 演じた勝田詩織は、このメリア役が声優デビューであった。