概要
通称は『二徳』（名前に"徳"が2つあるから）で、自身もペンネームに用いている。
無精髭を生やした明治時代の文豪のような格好をしており、実際文筆家として大成することを夢見て部屋に籠る生活を送っている。
そんな風采の上がらない彼の拳願仕合に似つかわしくない姿と「また来てしまった」という中二病を思わせる発言に、かつての同じ"徳"の字を持つネタキャラ・原田徳次郎（ハラトク）を思い出して「第二のハラトク、略して二徳」「次回、決めるぜハラトクラッシュ！」などと囃したてる読者もいた。
しかし同じ徳でも二徳は実は、過去片原滅堂の『牙』・加納アギトをあと一歩のところまで追い詰めるほどの強者であり、本作の登場戦でも対戦相手であった幽崎無門の仕掛けを見破り骨を折って圧勝を収めた。読者の掌がグルグルになったのは言うまでもない。
二徳のバックボーン武術はサンボであり、"絞殺王"今井コスモをしても剛のサブミッションなら彼に敵う者はいないと言わしめるほどである。また幽崎戦の「相変わらず馬力あるぜ！」という野次から、打撃も相当なレベルにあると思われる。
なお肝心の文筆業だが、字を読めるようになった臥王龍鬼からは無邪気に「設定資料集を読んでいるみたいだ」と酷評されるレベルで退屈なため、それだけでは到底食っていけない。なので生活資金が尽きたら嫌々拳願仕合に出て稼ぐというわけで、むしろ闘技者の方が副業なのである。
『煉獄』との交流戦における、拳願会チームの代表選手として選出されている。
ダンベル何キロ持てる?のサンボ回にも姿だけ登場する。
