ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

チベット自治区の編集履歴

2020-07-16 19:48:06 バージョン

チベット自治区

ちべっとじちく

中華人民共和国西南部にある行政区域。

中華人民共和国西南部のチベット地域にある、中国共産党が設定した行政区域の民族自治区。


中国語では「西蔵自治区」。


自治区は政治的単位であって、地域としてのチベット(歴史的チベット)は、現在インド領となっている地域を含めて、チベット自治区の外側にも広がっている。青海省や、その近辺の省の一部が含まれる。ヒマラヤ南麓のブータンは、チベット人が独立国を有する唯一のチベット地域である。


ポタラ宮殿のあるラサ市を中心に、地域の9割はチベット民族が居住している。現地の経済は農牧が基本で、交通整備が進んで観光業も盛んになっている。


1642年以降、ダライ・ラマを頂くガンデンポタン(チベット政府)による統治が続いていた。18世紀清朝に併合された。1912年辛亥革命によって成立した中華民国も自国領としていたが、『西蔵地方』としていたが、独立国家となっていた。1950年に中国はチベットを中国領と見なし、中国軍を侵攻させ併合。チベット北部・東部(アムド・カム)をカンデンポタン統治地域から切り離した。中国はチベット人の自治権を否定して圧制を敷き、多くのチベット人(カンデンポタンによると120万人)を虐殺。ダライ・ラマはインドに亡命し、多くのチベット民衆があとに続いた。中国共産党は清朝雍正帝によるチベット分割にもとづいて1965年に自治区を設定。その後も何度も抵抗運動が繰り返されたが、その度に弾圧され、中国人の大量移植が続いている。


現在はチベット文字の保護、データ化、OS開発、チベット語の新聞を発行しており、ガンデンポタン時代よりも人口が増えている。人権問題を批判されながらも成長が続いている。


外部リンク

チベット自治区(wikipedia)


関連タグ

チベット 中華人民共和国 主要都市(中国) 拉薩

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました