変身怪獣アルゴン
へんしんかいじゅうあるごん
概要
人間態
謎の宇宙人が地球侵略のために送り込んだ、地球言語を直接話す事はないが、後に登場するボガール族並みの高い知性を誇る宇宙怪獣。
2機の円盤で地球に飛来しUGMを襲撃するが、その内の1機が「フォーメーション・ヤマト」により撃墜されてしまう。しかしこれは撃墜を装った罠であり、搭乗していたアルゴンはリュウという名の地球人男性に擬態し、手柄を立てたい気持ちではやるUGMの女子訓練生ジュンの気持ちを巧みに利用して、まんまと基地内部に潜入することに成功する。
そして偽の情報を流してUGMの戦力を分散させた後、本来の姿へと戻り、侵略の妨げとなるUGMの戦力が希薄になった隙を突いて一気に叩き潰そうと目論む。
なお、正体が発覚しない様に事前に綿密な調査をして、エイリアン反応が検出しない様に肉体の組織に改造を施してあるため、正体が知られる事はなかった。
主な戦力は口から発射される破壊光線「エノルメメンテバーナー」。
作戦は順調に進んでいたが、80=矢的猛が基地に留まっていた不運により彼と交戦するはめとなり、仲間の円盤は80のイエローZレイで撃墜され、自身は80のハンドアップ光線を受け絶命した。
かなり入念に計画された作戦で攻めてきたが、一番の脅威である80を出払わせることを考えていなかったことは決定的なミスだったといえよう。なお80はさほど苦戦せずカラータイマーも青のまま倒しており、UGMの主力部隊が残っていれば彼らだけで倒せたかもしれない。
出身星は明らかにされていない。
名前が似ているが、2話後に登場するアルゴ星人とは関係ない。
因みに、同じ円谷プロ系列の作品であるファイヤーマンにはアルゴン星人が登場しており、こちらも人間態から怪獣に変身する宇宙人であることからもしかしたら同族なのかもしれない…。