概要
概要
1921年、ワシントン海軍軍縮条約は建造中の艦船を全て廃艦とし、米英:日:仏伊の保有艦の総排水量比率を5:3:1.75と定めた。
未完成だった戦艦陸奥を廃艦にしたくない日本は強引に保有を認めさせたが、その代償としてアメリカに3隻、イギリスに2隻の戦艦新造を認めることになった。
結果として米英日で保有された16インチ(41cm)砲搭載戦艦7隻が「ビッグ7」と呼ばれた。
ただし、日本以外の国でこの呼称が用いられている資料は見つかっておらず、日本にしても軍で正式に用いられていた訳では無い。
一方でアメリカ海軍では、テネシー級2隻とコロラド級3隻の5隻を合わせて「ビッグファイブ(Big Five)」と通称していた。ビッグ7は搭載砲の強大さを基準としているが、ビッグファイブは前級までの戦艦とは一線を画したその堅牢さ(装甲防御力)や火器管制能力を称えた括りである。
pixivにおける扱い
pixivにおける扱い
ゲーム『艦隊これくしょん』において長門の台詞にはこのビッグ7に言及したものが多く、故にpixivにおける投稿でも長門に関連したものが多い。
独特な響きの語であるため、しょっちゅういじられている。また、2018年9月にはネルソンが、2019年5月には更にコロラドが実装されたので、ますますこのネタに着目することとなってしまった。
実装されているビッグ7の中では長門型の二隻のみが強化形態を持っている他、実装されている全艦が(長門型は改二限定で)特殊攻撃シーケンスを有している。
ちなみにゲーム『アズールレーン』と『戦艦少女』では、双方のゲームでビッグ7の全員集結が実現している。
またアズールレーンでは該当艦全てにBIGSEVENを冠するスキルが存在し、長門と陸奥のみスキル名が『BIGSEVEN-桜』と微妙に異なる。
他のゲームでも全員とまではいかないが『アビス・ホライズン』では長門と陸奥、ネルソン、メリーランドの4隻、また『蒼藍の誓いブルーオース』ではネルソンとロドニー、コロラド、メリーランド、ウェストバージニアの5隻がそれぞれ登場。『ガーディアン・プロジェクト』と『最終戦艦withラブリーガールズ』(日本版は2019年3月終了)ではいずれも長門のみが、台湾でβテスト中の『深海戦線』では長門とネルソンが登場している。