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ワタリー・ギラの編集履歴

2020-08-04 15:49:56 バージョン

ワタリー・ギラ

わたりーぎら

ワタリー・ギラとは『機動戦士Vガンダム』の登場人物である。

CV:立木文彦

概要

ザンスカール帝国のベスパの軍人。階級は大尉。乗機はゾロ

ラゲーン基地所属のMSパイロットで、ワタリー小隊を率いるスキンヘッドで髭面の厳つい黒人男性。

ベスパ内では「『騎士道精神』を掲げている」事で知られていた。

小隊隊長として、バクー・チーディ・トランプの両名の部下を率いていたが、前者は戦場での見苦しい行為に失望してMSを撃墜、後者は捕虜となったカテジナに狼藉を働こうとした上に、それを止めに入ったクロノクルに暴言を吐いた為に射殺と、自身の手で粛清と言う形で殺害している

この行為に対してクロノクルから「これが騎士道か?」と問われた際には「(騎士道は)所詮は理想」と平然と答えている。

しかし、実際は自身の手で部下を殺してしまった事を悔み、そのきっかけとなったVガンダムに憎悪を燃やし、それに挑み苦戦させるものの敗北。Vガンダムのパイロットが年端もいかないウッソ・エヴィンだった事を知るや、「まだ、(普通の男の子として)遊んでいたい年頃だろうに……」と衝撃を受けてしまう。


そして「こ、子供が戦争をするもんじゃない……。こんな事をしていると、皆おかしくなってしまうぞ……。そうなる前に、モビルスーツを降りたほうがいい……」と、【子供が兵士として戦争に参加している】と言う残酷なる現状に嘆き自害した。


人物像

基本的には自他に厳しい真面目で実直な職業軍人だが、小隊の部下を自身の手で粛清してしまう等、常軌を逸している部分が強く、更には『騎士道』を掲げていながらも「所詮は理想」と言う言動から、胡散臭い部分も感じられる。

その一方で、この常軌を逸した自身の行いを深く後悔したり、子供が戦争に参加している事を是としない良識も描かれており、かなり矛盾した両面を併せ持つ。

これ等の言動から鑑みると、自身の『弱いが故に優しい本心』を『戦争』と言う愚行から守る為に、分かり易い美辞麗句にすがって誤魔化し続けているように見える(そのような無理の反動が、上記にある『部下の粛清』に繋がったと思われる)。


関連タグ

機動戦士Vガンダム ザンスカール帝国 ファラ・グリフォン クロノクル・アシャー ウッソ・エヴィン カテジナ・ルース バクー・チー ディ・トランプ


ニムバス・シュターゼン機動戦士ガンダムの時代に居た、味方殺しの騎士。こちらは媒体によって言動が大きく異なり、そう言う意味では不安定な人物像となっている。


カミーユ・ビダン:原作限定だが、最終的に『やるべき事によって、本心を誤魔化し続けた』先達。こちらは生存こそしたが、無理が祟り精神が崩壊してしまった

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