メルフォンシーナ
めるふぉんしーな
CV:花澤香菜
概要
普段は丁寧で物静かだが、彼のことになると熱くなる部分がある。
過去に彼女の犯してしまった過ちの所為でゲッテムハルトが発狂してしまったと言い、現在はその罪滅ぼしも兼ねてついていっているようだ。
年齢にそぐわず背丈は低いが巨乳の持ち主。
関連イラスト
ネタバレ
本名は「メルランディア」。メルフォンシーナとは彼女の姉(故人)の名前である。
かつて姉のメルフォンシーナと発狂する前のゲッテムハルトは恋人同士だった。
その関係で妹であった彼女もゲッテムハルトと接する機会が多く、次第に彼に惹かれるようになっていく。だがそれは同時に実の姉に嫉妬する形になってしまい、次第に姉に対する競争意識が強くなっていった。
そして10年前のダークファルス【若人】襲来時、アークスとして出撃する姉とゲッテムハルトの後を、未熟な彼女はゲッテムハルトに自分を見てもらいたい一心でこっそりついて行った。
だが未熟な彼女はすぐに危機に追い込まれ、それを助けるために姉は命を落としてしまう。あまりの出来事にゲッテムハルトは発狂。その怒りをダーカーにぶつけるだけでは飽きたらず、周囲や自分自身にさえも当たり散らすようになった。
そしてそれと時を同じくしてゲッテムハルトはメルランディアとメルフォンシーナを混同するようになってしまい、メルランディアとして辛く当たる一方、彼女をメルフォンシーナと呼ぶようになった。
アニメでは10年前に同年齢の少女と会った事、追い詰められた事がきっかけでテクニックを行使できるようになり、それによる過信から【双子】との戦闘に介入し姉から庇われた事、そしてゲッテムハルトがメルフォンシーナと幼いメルランディアをショックから混同するようになった様子が確認された。
ちなみに、ゲームと異なり最初から目が見える様に前髪が短くなっている。
現在の彼女はかつての自分のエゴが招いてしまった悲劇に責任を感じており、狂ってしまったゲッテムハルトに一生を捧げる覚悟で付き添っている。そしてその姿にどこか満足してしまっている自分を自己嫌悪しているようだ。
ゲッテムハルトがダークファルス【巨躯】に乗っ取られてしまったことや、自身の模倣体との戦闘で主人公に過去を打ち明けたことから、少しづつ前向きにはなっているようだ。
EP3終盤でダークファルス【双子】から彼女を庇ったダークファルス【巨躯】がゲッテムハルトとしての意思と発狂前の理性を取り戻し、彼なりの激励を受けたことでついに過去と決別し、全ての別れと悲しみを乗り越えて改めて「メルランディア」としてプレイヤーの前に立った。
そして【深遠なる闇】と化したマトイを救出するべく戦いに向かったプレイヤーに加勢し、エコーと共に参戦。マトイのもとへ向かうプレイヤーに「きっと大丈夫です。貴方はそういう人ですから」と声援を送った。
アニメでは六芒で陣を張っていて動けないカスラの援護に登場、彼にもメルランディアの名前を明かした。