CV:坂本真綾
概要
名前自体はゲーム本編で語られていたが、10年前の戦いで死亡しているので未登場だった。登場自体は月刊少年エースで連載していた「PHANTASY STAR ONLINE 2 EPISODE 0」が初となる。作者は木箱キユ。ゲーム本編に先駆ける形で登場した。
種族は妹と同じニューマンで、クラスはファイター/テクター。年齢18歳。
ツインダガーを主にタリスからのテクニックの行使がスタイル。実際のゲームでこのプレイは非常に難しい。
ゲッテムハルトとは恋人同士であったが、10年前に起きたダークファルス【若人】によるアークスシップへの襲撃事件で死亡した(実は彼女を殺したのは別のダークファルスだったことが後に判明する)。
彼女の死が原因でゲッテムハルトは狂い、妹は「シーナ」と名乗るようになった。
最近になり、彼女の着ているネイバークォーツがレイヤリング衣装として配信された模様(彼女の名前がついたスマートインナーも併せて配信)。
また、アニメ「エピソード・オラクル」では6話「終わりの始まり」でゲッテムハルトの回想にワンカットだけ登場。17話、18話にて本格的に登場した。
EPISODE0
プレイヤーがマターボードを受け取る前を描かれた「10年前」の物語。いわゆる「正史」である。
任務で惑星アムドゥスキアをゲッテムハルトと訪れる。そこで二代目クラリスクレイスと遭遇しダークファルスと間違えられたことで襲われてしまうが、ゲッテムハルトに救出される。
その後、二代目クラリスクレイスの反応を追って惑星リリーパに向かうが、ダークファルス【若人】の襲撃を受ける。間一髪のところでクラリスクレイスに助けられるが、彼女の強大な力を目の当たりにしたことで思わず拒絶してしまう。だが後にナベリウスで再会し、拒絶したことを詫び友人となった。
アークスシップが襲撃を受けた際に二代目クラリスクレイスと協力し、市街地を襲撃してきた【若人】を倒した。しかし二代目クラリスクレイスは【若人】の力を取り込んだ影響により異変が生じ、力が暴走してしまう。しかもダークファルス【双子】まで姿を見せ、【若人】の遺体を食らって複製体を生み出し、メルフォンシーナたちにけしかける。劣勢の中、強大な力を発揮した二代目クラリスクレイスによって【双子】と【若人】複製体は消滅。だが、二代目クラリスクレイスの異変は収まらなかった。そこでクラリッサの声により、メルフォンシーナは自身が持つフォトンの全てを彼女へぶつける。だがそれでも二代目クラリスクレイスの持つ闇を消し去ることはできず、10年先の未来へと飛ばしてしまう結果となった。しかもメルフォンシーナの肉体は消滅してしまい、恋人失ったゲッテムハルトは死に場所を求めて戦う復讐鬼と化してしまった。最期にメルフォンシーナは、「どこかの誰か」に彼女のことを託した。
なお、本作におけるメルフォンシーナの立場は、ゲーム本編のプレイヤーのものに置き換えられている。
異世界オメガにて
EPISODE5第2章から登場。これがゲーム内で初めての登場となった。
フルネームはメルフォンシーナ=リースフェルト。年齢は24歳。
アカシックレコードによって再現される形で登場しており、年齢がオラクルより高め。
オラクルの彼女と同様にツインダガーを使う。
同じく再現されたゲッテムハルトと共にヴェルン皇帝シュレッガーに立ち向かうが、追い詰められた皇帝の魔術によって憑依されてしまう。主人公にシーナを斬ることはできず、劣勢を強いられてしまう。しかしシーナ自身が自分ごと皇帝を倒してほしいと懇願したこと、ゲッテムハルトが死力を尽くしてフォトンを渡したことで主人公は皇帝を倒すことを決意。皇帝と共にシーナは命を落としたが、今わの際にゲッテムハルトと別れの言葉を交わし、一抹の満足を得てその生涯を終えた。
エピソード・オラクル
18話にてアークスシップがダーカーの襲撃に遭う最中、ゲッテムハルトと共に妹の姿を探す。再会したのもつかの間、ダークファルス【双子】に遭遇、戦闘となる。戦いの中、負傷したゲッテムハルトと妹を守るために立ちはだかるも【双子】の攻撃をまともに喰らい命を落とした。
余談
ストーリークエスト「ヴェルン国境の戦い」の説明文には、少女と記載されているが、24歳でこの表記は無理があるのでは……。オラクルでの年齢が18歳だったのでその辺りの事情から行き違いがあったと思われる。