概要
エレボニア帝国に伝わる「巨いなる騎士」の正体である自我をもった機動兵器にしてエレボニアにて大きな内乱が起きる度に、歴史の裏で起きていた戦いに用いられたという伝説の存在。
乗り手となる人間は《起動者(ライザー)》と呼ばれる。
大きさはおおよそ7~8アージュ、材質はゼムリア大陸で一番強固な物質であるゼムリアストーン製、自己再生能力を持っており損傷をしても自力で回復することが出来る。(ただし機能停止になるほどの損壊をした場合は修復にもかなりの時間がかかる)
また起動者の精神状態の変化や、他の騎神の力を取り入れることによって外見を変化することが出来る。
格の順は黒>金、銀>緋>灰、紫紺、蒼(黒のアルベリヒ談)
七体の騎神
《灰の騎神》ヴァリマール
《起動者》 | リィン・シュバルツァー |
---|---|
《かつての起動者》 | ドライケルス・ライゼ・アルノール |
《蒼の騎神》オルディーネ
《起動者》 | クロウ・アームブラスト |
---|---|
《かつての起動者》 | 不明 |
《緋の騎神》テスタ=ロッサ
《起動者》 | セドリック・ライゼ・アルノール |
---|---|
《かつての起動者》 | ヘクトルⅠ世 《偽帝》オルトロス |
《紫紺の騎神》ゼクトール
《起動者》 | ルトガー・クラウゼル |
---|---|
《かつての起動者》 | ルキウス皇子に仕える猟兵 |
《銀の騎神》アルグレオン
《起動者》 | ??? |
---|---|
《かつての起動者》 | 不明 |
《黒の騎神》イシュメルガ
《起動者》 | ??? |
---|---|
《かつての起動者》 | なし |
《金の騎神》エル=プラドー
《起動者》 | ??? |
---|---|
《かつての起動者》 | 不明 |
※ネタバレ注意
正体
騎神の正体と製造理由、それは《大崩壊》以前の1200年前に遡られる。
当時帝国には《焔の至宝(アークルージュ)》と《大地の至宝(ロストゼウム)》という二つの至宝が存在した。
その至宝により互いにおおきな繁栄をもたらしていたがとある時期から二つの至宝を持つ民は相争うようになった。共に巨大な守護神の形をしていた二至宝は互いにぶつかり合い、千日もの争いの間にその力により起こった大きな天変地異で地上を焦土と化した後、相討ちという形で争いは終焉を迎えた。
巨大な守護神達は力を失った抜け殻と化し(その抜け殻は現在ノルド高原とブリオニア島に残されている)その力そのものは互いに融合し《巨イナル一》と呼ばれる鋼と化した。
内部で永遠の自己相克を永劫に繰り返すその超越的で不安定な存在はいつ暴走するかもわからぬ中、焔と大地の眷属達はそれぞれの聖獣の力も借りて《巨イナル一》を封印する。
いくつもの失敗を繰り返した後最終的に大地の眷属が用意した七つの器に焔の眷属が力を分離させその器に宿す事によって封印に成功する。
二至宝が融合した存在を七つに分離して宿されたその七つの器こそ、
七体の騎士人形《騎神(デウス=エクセリオン)》である。