概要
両親は共に地域医療に携わる医師。3人兄弟の末っ子として生まれる。
2歳でスキーを、小学2年で野球を始める。
スキーでは中学2年のときにスキー男子大回転で全国優勝し、イタリアで開かれた国際大会にも出場したほどだが、飛騨高山ボーイズでは投手と遊撃手をつとめ、中学3年で最速146km/hをマークして一躍注目を浴びた。
中学での実績から監督からスカウトを受けて大阪桐蔭高校に進学。
高校時代は1年からレギュラーを掴み、投手・遊撃手・外野手をこなす。
第100回全国高等学校野球選手権記念大会の優勝に大きく貢献。
2018年ドラフト1位4球団競合で中日ドラゴンズが交渉権獲得、11月4日には仮契約をした。背番号は「7」を予定。また二刀流はせず、遊撃手に専念するとの事であった。
2019年は2軍生活で始まり9月29日対阪神タイガース戦で7回表から遊撃の守備に就き一軍初出場。
シーズン終了後、外野守備の練習にも取り組む。
エピソード
- 上記の通り運動能力は抜群だが学業も優秀で、小・中はもちろん高校では体育・芸術コースに所属するが、野球部員ではただ一人成績が最上位のクラスだったという。その為、「プロ野球に行かず」「その頭脳を人類のために役立ててほしい」と医師になることを勧めた人もいたほど。(スポニチより)
- 「野球をより深く学ぶには物理の知識が必要」とする兄と姉の勧めで物理を選択しようかと大阪桐蔭の監督に相談した際「そんな生徒は今までいなかった」と驚かせてしまった。こうした異例のキャラクターもあってか桐蔭在学当時は監督にも「さん」付で呼ばれていたと言う。
- 2018年のドラフトでは根尾と共に3巡目の勝野昌慶投手(三菱重工名古屋)、5巡目の垣越建伸投手(山梨学院高校)ら岐阜県出身の選手が中日に3人も指名された。しかも垣越投手は高山市出身で中学時代は「飛騨高山ボーイズ」で根尾のチームメイトだった。
関連タグ
大竹耕太郎:学業成績優秀であったプロ野球選手繋がり。