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フタマタクワガタ属の編集履歴

2020-10-02 22:23:28 バージョン

フタマタクワガタ属

ふたまたくわがたぞく

クワガタムシのグループ群のひとつ。

概要

クワガタムシ属のひとつで、学名のラテン語表記Hexarthrius(ヘクサトゥリウス属)は触角の先端が6節になる特徴を示している。

大アゴの先端が二股に分かれていることからこの和名がついたが、大アゴが二股になっていない種類も多く、また本属特有の特徴でもなく、誤解を召しやすい名前である。


主に東南アジアに生息している。日本には生息していないが、ノコギリクワガタシカクワガタとの近縁関係が指摘されている。


総じて非常に凶暴で、ケンカ好きな種が多い。しかし、かなり気が短く、闘争で膠着状態になったときなどすぐさま戦意を喪失してしまうほか、失った戦意がすぐには回復しないため豆腐メンタルと呼ばれることもある。(この性質はノコギリクワガタ属の一部やシカクワガタ属でも多く見られ、フタマタクワガタ属は前二者の中間程度。双方共に本属に近縁とされる。本属は凶暴なイメージがあり、虫相撲に駆り出されることも多いため目立つものと思われる)


主なフタマタクワガタ属の昆虫

セアカフタマタクワガタ

マレー半島などに分布する本属の代表種。パリーフタマタクワガタとも呼ばれる。

詳細は当該記事を参照。


マンディブラリスフタマタクワガタ

本属の昆虫としては最大種であり、クワガタ全体で見ても世界最大級である。

詳細は当該記事を参照。


リノケロスフタマタクワガタ

ジャワ島・スマトラ島に分布。大アゴの間の頭盾(とうじゅん)という突起が発達している。名前の「リノケロス」はサイを意味し、この頭盾から名付けられた。

生息地ごとに大アゴの形が大きく変わる。ジャワ島の個体は比較的小型で大アゴが短い。

スマトラ島の個体はマンディブラリスについで大型になり、マンディブラリスに似て大アゴがまっすぐ伸びるガルーダタイプと、大アゴが大きく湾曲するバロンタイプに分けられる。

ジャワ島産のものが新甲虫王者ムシキング激闘6弾より参戦。肩書きは「サイの名を持つクワガタ」。階級はR。必殺技はワイルドラッシュ


フォルスターフタマタクワガタ

インドなどに分布。ワインレッドの美しい色をしたフタマタクワガタ。本属の昆虫にしては温厚な性格。大アゴの形状はシカクワガタに近くなる。寿命が短い。

甲虫王者ムシキングにも参戦。肩書きは「ワインレッドファンタジスタ」。(旧)つよさ140、()R。超必殺技はターンアンドターン


ブケットフタマタクワガタ

ジャワ島に分布。カニガタフタマタクワガタとも呼ばれていた。

外見は真っ黒なセアカフタマタクワガタとも言える。大アゴの先端が綺麗にフタマタになり、の鋏のように見えることから名付けられた。


ムニスゼッチフタマタクワガタ

インドに分布。フォルスターの近縁種であり、フォルスターの顎をマンディブにしたような見た目をしている。

近縁種にミャンマーのメルキオリティスフタマタがいる。


ボーリンフタマタクワガタ

インドに分布。顎が真っ直ぐ伸びる。

飼育に癖のあるフタマタクワガタの中でも癖が強いと言われる種類。


ホーデンフタマタクワガタ

フィリピンに分布。本属中最小種。


関連タグ

クワガタムシ

ノコギリクワガタ属、シカクワガタ属:比較的近縁。

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