以下物語の根幹に関わる重大なネタバレ!
「パンを…届けに来ました…。いれてください…。」
概要
ルニシアとはドールズフロントラインに登場する人物であり。
M4A1のもとになった少女である。
元々が人間のためM4A1は睡眠時に夢を見ることができる
。そして、他の人形たちを指揮して命令することができるのだ。M4の特異な能力はこの出生に起因している。ほかの人形と違って替えが利かないのもこのため。
来歴
両親とともに幸せな暮らしを送っていたが、その両親が空爆作戦の爆撃で死亡してしまう。
両親を失い深い悲しみに暮れる彼女に浮浪者の男が話しかけた。両親の死は誤爆によって引き起こされたものだということ、そしてその首謀こそがグリフィン&クルーガー社であること、そして彼は彼女にあるものを渡した。これで両親の仇討ちをしろと。
そうして彼女の無謀ともいえる復讐が始まった。パンの配達員を装い作戦本部に侵入、次々に幹部を殺害した。しかし所詮は年端のいかない幼女、警備兵に銃撃され瀕死の重傷を負う。
もはやこれで一巻の終わりとなったその時、ある科学者が待ったをかける。
「ある実験に使いたい、私に身柄を預けてくれないか。」
こうして彼女は新しい人生を歩み始めることとなる。
ペルシカ「ウィリアムは何年も前からこのことを計画していたの…!?リコがあなたの願いを断ったその時から…!?」
真相
上記の話はすべてフェイクストーリー。彼女に親など元からいおらず、そもそもヒトの胎から生まれてきてすらいない試験管ベビーである。
実際にグリフィンを襲ったのは別の人物であり、その中の一人がルニシアのクローンだった。その時の事件が原因でペルシカは彼女の脳が戦術人形に適応できることを知り、瀕死の彼女を助けるという大義名分も助長し、M4A1を作らざるを得なくなった。
全ては仕組まれていたことだった。
M4A1はペルシカが作ったNYTOであり、NYTOはM4A1のクローンともいえる。そしてルニシアのマインドマップを参考に作られたエルダーブレインも彼女と容姿が瓜二つなのだ。
しかし、ペルシカは幸か不幸か丁度、ルニシアのクローンを素体に選びそれでM4A1を制作した。ペルシカがルニシアを選んだことにより、奇跡的にNYTOのようにならず、ヒトに近い存在のM4A1が生み出されたのだ。
何とも幸運な出来事である。しかし結果的にこの選択が彼女を苦しめるのだが。
ルニシア本人は誰なのか?
とあるコンピューター研究所で保護されていた少女。そこの所長の娘であり、脳の構造がAIやロボットのマインドマップに適合できる特性がある稀有な人間だったようだ。M4のもとになったクローン人間は彼女のコピー。
本名は「ルニシア・フォン・オーバーシュタイン」
マックスプランクコンピューター科学研究所の所長の一人娘であった。
そしてとある人物の血縁者であったらしい…。
ルニシアのクローンは何者?
ウィリアムの計画により生み出されたある生命体の化石を流用した試験管ベビー。
なお彼女を作ったのはフィリップ博士夫妻という別の人物だが謎の死を遂げている。ちなみにこの時、彼女と同じように作られたクローンが後二人いることが確認されている。
ロード画面の秘密
プレイヤー諸兄ならわかると思うが、アプリを起動した際、のどかな花園で佇んでいるM4の画像が映る。これはルニシアとM4が電子脳内で邂逅した時の画像と同じである。
しかしそのシーンにはルニシアが移っているが、ロード画面はM4ただ一人である。ルニシアの記憶が偽りだった伏線はここに敷かれていた。
関連イラスト
ヒトと人形、本来相容れぬ存在をその身に宿す少女は今日も前線で生命を燃やす。
関連タグ
サイコパス‥‥人を殺すのにためらいがない、終盤のM4が冷徹な性格になったのも彼女の性格が原因である。
ある存在・・・ヒトの脳を持つM4だからこそこれの制御ができる。