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小説彼岸島:紅い鬼の編集履歴

2020-10-11 19:16:27 バージョン

小説彼岸島:紅い鬼

ひがんじまのあかいおに

『小説彼岸島:紅い鬼』とは、松本光司原作『彼岸島』を舞台としたホラー小説。

概要

『小説彼岸島:紅い鬼』とは、ホラー漫画の金字塔ともいうべき作品『彼岸島』を舞台とした小説。

2007年7月にKCノベルスから出版されたもので、ストーリーも原作をかなり忠実に追ったものとなっている。

そして、主人公はいつもの救世主こと宮本明...ではなく16歳の少女、千春

いつもの救世主目線ではなく、「一般人目線」であの彼岸島世界を記述した数少ない文献である。


あらすじ


「血に飢えた一族の復活によって地獄と化した彼岸島。

わずかに生き残った人々は、抵抗組織を結成し、吸血鬼たちと戦っている。

まだ十六歳の少女・千春もその一人。目の前で親友が殺され、仇を討つことを誓う。

そして自ら戦闘員を志願するのだが…。

原作コミックの「峡谷の血戦」のあとを描いたオリジナルストーリー。

吸血鬼と圧倒的に力の差がある“小さき者”の戦いの未来とは。」

(「BOOK」データベースより)


著者略歴

著者

7月21日生まれ。神奈川県在住。

第9回講談社ホワイトハート大賞で佳作を受賞した『仙姫午睡』でデビュー。

その他著書には、幻想ファンタジーの『人魚の黒珠』『冥海の霊剣』『月狩士』、ホラーファンタジーの『猫眼夜話』『そぞろ迷図』がある。


原作者

6月4日生まれ。群馬県出身東京都在住。

ファンからの愛称は数多く、略称として「先生ェ」と呼ばれるほか、「マツモナルド先生ェ」

「マツモティーヌ先生ェ」、果ては 「光司」「光を司るもの」などと呼称される。


第39回ちばてつや賞(ヤング部門)で大賞を受賞した『彼女は笑う』でデビュー。

単行本作品には『サオリ』『クーデタークラブ』がある。週刊ヤングマガジンで『彼岸島』を連載、その後はその続編となる『彼岸島 最後の47日間』を連載。

...が、そこからさらにバッドエンド後の後日談にあたる『彼岸島 48日後...』を現在ヤングマガジンにて大反響連載中。


原作の彼岸島ってどんな漫画?

本作はホラー漫画の金字塔とも言うべき作品であり『閉鎖環境&パニックホラー』という昨今のホラー界隈の鉄板ネタともいうべき一大ジャンルを築いた。

また、この手の漫画にしては非常に珍しいことに一度バッドエンドを迎え、しかもそこからさらにさも当たり前かのように物語が続いた事で今なお多くの読者を驚かせ続けている。


ホラー漫画の法則をガン無視してどんどん強くなる主人公、見るも無残に投げ捨てられた伏線、そしてシュール極まりない画風や緻密に計算され尽くされた擬音コマ割りはもはや芸術の域にまで達しており、また丸太=彼岸島とまで言われるほど頻繁に丸太を用いた近接戦闘が発生する漫画でもある。


そして、連載20周年を目前にして物語の主人公宮本明と吸血鬼の首領雅様はいよいよもって直接対決の場に入ろうとしている。

(...途中、雅様そっちのけで箱根とか巣鴨に寄り道したのは秘密である。)



関連タグ

彼岸島 ホラー漫画

スピンオフホラー小説

宮本明(彼岸島)雅(彼岸島)

宮本篤邪鬼


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小説 彼岸島 吸血鬼 ホラー 雅(彼岸島)ノベライズ

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