概要
メタルマックス3で初登場した、戦場の天使と言う異名を持つ治療のスペシャリスト。
初期の作品ではアイテムでしか行えなかった為、限られていたHP回復を得手とする職業であり、白兵戦における継戦能力に決定的な変化をもたらした存在。ぶっ生き返すのキャッチコピーは伊達ではない。
白兵戦において真価を発揮するのだが、メタルマックス3ではほぼ治療専門だったのに対し、メタルマックス2リローデッドでは戦闘レベルが高めに調整された。
また、生物の治療に精通している事は、すなわち生物の殺傷にも精通している事を意味しており、後者の作品ではバイオ系の敵に与えるダメージに、高い補正が付与されている。
共通して「禁断の注射器」で生物を一撃必殺できる特技を扱えるのも特徴で、場合によっては賞金首やボスさえ注射器1本で倒れたりする。
アイテムを一度に全員へ使用する「戦場の天使」、長期戦で地味に効いて来る自然回復「オーバードリップ」、受けたダメージをアイテムなしでたちどころに治療する「モーレツ看護」「満タン看護」、遂には過去のシリーズでは決して出来なかった蘇生=「戦場のAED」で可能なまでに到っている。
状態異常も「気付け薬」で治療できるが、オーバードリップで自然回復させておくと、ターン終了時の回復判定だけ状態異常から立ち直れるチャンスが増えるため、さり気に能動的な状態回復を行わなくても相性がよい。
ステータス面はメカニックと同様に低めだが、人間ジョブではトップクラスに速さが伸びる。
その為、レスラーや金食い虫等の、鈍足ジョブとパーティを組み合わせる事で、パーティ間の行動予測が建て易くなる(但し、建て易くなるだけなので、過度の期待は禁物)。
メタルマックスゼノでは「メディック」名義となって続投。白兵戦での耐久力への不安が消えた為、後衛として申し分ない立ち回りがこれまで以上に可能となった。
余談
一部のユーザーから、メタルマックス3の男性ナースは竹中直人と呼ばれている。
女性ナースは逆に2リローデッドのイラストになって、「ナースはナースでも性風俗やらアダルトビデオのナースかよっ!?」と、一部のファンから嫌悪されている。
メタルマックス2リローデッドでは、グラップラー四天王の筆頭テッドブロイラーのドロップである、ブロイラーボンベとモヒカッターの両方を装備出来る。
モヒカッターはネタ武器の感が強いものの、ブロイラーボンベは火炎属性であり、バイオ系統モンスターの大半が火炎に弱いのに加え、ナース特有のバイオ系統へのダメージ上昇補正も相俟って、恐ろしい火力を叩き出す場合もある。
尚、エルニニョの町での会話によると、男ナースの人気はないらしく、本人が辟易している様子を見る事ができる。