CV.櫻井孝宏
概要
シナリオイベント「どうして空は蒼いのか」シリーズに登場するNPCでありキーパーソン。
最初はシルエットのみの登場だったが、「失楽園」にて本格的に登場。ルシフェルと瓜二つの顔を持つ、フードをかぶった男。
天司長ルシフェルからは「我が友」、ベリアルからは「ファーさん」と呼ばれている。
天司達を筆頭とする星晶獣の生みの親にして『研究者』でもある星の民の一人。研究と実験にしか興味のないマッドサイエンティスト。ベリアルの言動によれば、星の民はなにかに執着したり強烈な感情を抱くということは少なく、『力』に執着する黒衣の男と同列の、『知』に執着する異端の星の民として描かれる。
空の民の進化を促すことを目的とし、様々な目的を持つ天司たちを制作した。しかしその研究過程で神々の思惑に気づき、その予定調和を唾棄し、すべてを作り出した創造神の仕組んだホメオスタシス(恒常性維持機能)に反逆し超越することを目指すようになる。やがてその思想はすべてを無に期す『終末』に行き着き、本編より遥か昔、自らが生み出した分身であるルシフェルに討たれ死亡した。かに思われたが……?
関連イラスト
関連タグ
グランブルーファンタジー グランブルーファンタジーの登場人物一覧 星の民 天司 星晶獣
ベリアル サンダルフォン:彼が創り出した天司(後者については『間接的』にだが)
ルシフェル:そっくりさんその1、彼が創り出した天司
ルシオ:そっくりさんその2、関係性は不明
?????(ネタバレ注意):そっくりさんその3、一見すると中の人繋がりにも見えるが……。
ネタバレ
これより先、『000』どうして空は蒼いのかPart.IIIのネタバレを含みます。 |
---|
『断る。俺は俺のために生きる。』
『000』どうして空は蒼いのかPart.IIIにて、ベリアルの手によってルシフェルの首から下を利用する形で復元される。
当初は半覚醒の状態だったが、目的の違いが露呈し決裂した黒衣の男とベリアルの死闘の勝敗が黒衣の男に傾いたかに思われた刹那、完全に覚醒し復活。
黒衣の男に二度にも渡り致命的な一撃を与えパンデモニウムの底へ叩き落とすと、追ってきた主人公一行の相手をベリアルに任せ、彼の計画する『終末』の最後の障害にしてサブプランともなるエテメンアンキへと赴く。
エテメンアンキにて神々への反逆を止めるべく立ちふさがる預言者から『創世神の意思への干渉は看過できない。』こと、そして『貴方は自身の写身であり、不完全な存在。故に完全な存在としてルシフェルを作った。』という衝撃の事実を告げられる。
しかしその事実すらも一蹴。逆にそのことを利用してエテメンアンキすら破壊できる力を得るためのコアとすべく交戦・撃破するも、その一連の行動は預言者の策であった。
エテメンアンキの質量をパンデモニウムに叩き落とす『終末』のサブプランの実行を開始。それを止めるべく立ちふさがる主人公一行の前で彼を吸収し、漆黒の十二枚羽と赤と黄色の剣を携えた堕天司へと変貌する。
元ネタは神撃のバハムートの破壊の熾天使ルシフェル。彼の設定を参考にキャラメイクを施されている為共通点こそ多いものの、神バハの彼とは別人である。因みにローブのデザインはナイツオブグローリーに登場したドラゴンルシフェル(神バハからの出張)の幼竜形態と酷似しており、此方を参考にした可能性が高い
その力は圧倒的で、天司長の力と四大天司の力による六枚羽のサンダルフォンや主人公一行が束になってかかっても全くと言っていいほど歯が立たず、サンダルフォンは自身が囮になることで主人公一行を逃そうとするも、既に大切な仲間として彼を見ていた主人公一行はそれを拒否し、彼を守るべく立ち塞がる。
その姿を見て、心から『彼らを守りたい』と思ったサンダルフォンの願いに呼応するように、ルリアの持っていたルシフェルが遺した白い羽根が輝き、新たに純白の六枚羽根が顕現。
自身の羽根と四大天司の羽根、そして純白の天司長の羽根を持つ12枚羽根へと変貌を遂げる。
今まで使命と復讐だけで戦ってきた天司長にとって、自らの守りたい願いの元、最終決戦へと至る。
『何者にも染まらぬ漆黒の十二枚羽根』と『様々な想い・心を乗せた極彩色の十二枚羽根』。その決着は後者へと傾くこととなる。
倒れたルシファーは、尚しぶとく生きていたベリアルの手によって主人公一行からは「見逃された」ものの、預言者の策によって次元の狭間へと飲み込まれ、「また身体を張るのか」とぼやきながらも不敵に笑う「狡知」を司る堕天司と共にどことも知れぬ次元へと消えていった。
マルチバトル
『今、凡てを滅ぼそう』
『000』どうして空は蒼いのかPart.III実装後、彼とのHIGH LEVELマルチおよびそれによって製作可能な専用武器「終末の神器」が実装された。
通常はシナリオイベントで見せた十二枚羽根の姿そのままだが、HARD版のみ、黒き翼のHPを減らしていくと肉体が消失し、武具から露出していた人間の部分が、美青年から青黒い亡霊のような姿へ変貌する。(尚このデザインはグラブル独自のものであり、元ネタの神バハには存在しない)ボイスとしては「次なる次元」へ移行するとのことだが、それ以降姿が変貌することはない。今の所は。
公式からは、NORMAL版はシヴァHLを上回る難易度を想定されており、HARD版に至ってはあの神撃、究極の竜HLを上回る最高難易度を想定されている。
通常攻撃が凄まじく攻撃力の高い全体攻撃となっており、HARD版では常時ファランクスが必須なレベルになっている。また、随伴する黒い羽と同時にCTMAXになった時(HARD版ではHPトリガーでも使用)に使用する特殊技「パラダイス・ロスト」はランダム属性9999999ダメージであるうえに、終盤のHPトリガーでの発動以外では全属性カットを無効化するという、対抗手段がない場合は全滅不可避の極悪な攻撃手段を持つ。
「見ているか、ルシフェル…パラダイス・ロスト!」
HARD版においては開幕時に無属性3万ダメージ+召喚不可(3T)の先制攻撃を行ってくる他、バフごとに個別の条件を満たさないと解除されない12のバフ「12の試練」や参戦者全体で6名以上戦闘不能になると強制敗北となる特殊効果「終末へのカウントダウン」など非常に厄介な要素が揃っている。しかも制限時間が驚愕の30分と、スピーディーに倒さなければならないので、非常に厄介とされる。各属性を極めた六人が集まって初めて互角に戦えるようになる上、下記の仕様から他属性キャラクターの出張も最初はできない。2019年7月時点ではゲーム内最強にして最悪なボスである(最も、廃人によって実装から4か月後にソロ討伐が達成されたが…)。
彼を撃破することで作れる「終末の神器」は6属性2種類の12本が存在し、編成に1つしか入れられない代わりに非常に強力。
しかし最終強化には「HARD版をサブメンバー含めて全員の属性を統一した状態でクリアする」
ことで手に入る称号の報酬が必要になる。
(例として火属性統一でクリアすると火属性の神器の強化に必要なアイテムが手に入る)
つまり得意な属性で素材を集めて他の属性の武器を作ることができない仕様になっている。
他にもプロトバハムートHLやアーカーシャの素材、さらにはヒヒイロカネまで要求される。