単語の意味
「ヘレル・ベン・サハル」はヘブライ語で「サハルの息子ヘレル」(直訳)=「輝ける曙の子」を意味し、ウガリット神話(カナン神話)における曙の神「シャヘル」を意訳したものとされ、一説ではルシフェル(ルシファー)のルーツとも言われている。
概要
これより先は、彼の親記事となっている人物の核心に迫るネタバレがあります。ご注意ください。
「不思議なものですね……我が『写身』である筈の貴方が、ここまで私の意見に反するとは。」
cv:櫻井孝宏
5周年記念イベント「『000』どうして空は蒼いのかPart.III」の後編に登場するキャラクター。
彼こそ、予告pvでボカされていたルシオの正体である。
その実態は創世神により創られた預言者であり、星晶獣の製作者たるルシファーのモデルとなった人物。ルシフェル、ルシファー、ルシオの3人の容姿が良く似ていたのもその為。
神の塔・エテメンアンキに降り立ったルシファーに終末計画の中止を訴えるも、ルシファーはそれを無視。あえなく戦闘に突入してしまう。
本来の姿(メイン画像)になり全力で挑むも力及ばず、サンダルフォン達が到着した頃には既に手遅れであった。さらに、星晶獣と同じくコアの形を取っていた(リミテッド版ルシオの種族が星晶獣となっているのもこのため)事が災いして、ルシファーの強化を促してしまった。
ルリアが所持していたルシフェルの白い羽と、グランサイファーの仲間達との絆により十二枚羽に覚醒したサンダルフォンとルシファーの一騎討ちの末膝を突いたのは、邪悪な黒き羽を持つルシファー。
すると、彼の元に次元の裂け目が現れ、吸収を始める。
騎空士達の期待通りしぶとく生き残っていたベリアルが、ルシファーの救出を図るもあえなく失敗。2人は抵抗虚しく共に次元の狭間へと吸い込まれてしまう。
彼らが消滅した直後、主人公一行しか居なくなったエテメンアンキに響いたのは、先程倒れた筈のルシオの声。そう、この次元の裂け目はルシオが用意したものであった。
パンデモニウム、そしてエテメンアンキでの戦いの後、自らの“問い”の結論を導くために夢の中で主人公、ビィ、ルリアの前に現れ、3人に3度目の(ルシオとしては初めての)試練である『神の試練』を与える。
試練を乗り越え、眠りから覚めた主人公達。グランサイファーの甲板へ出て昨日見た「不思議な夢」の話をしていると、突如としてサンダルフォンの声が響く。
駆けつけてみれば、そこにはなにやら慌てふためいているサンダルフォンと、当番の仕事で洗濯物を抱えて甲板へ出てきたルシオが顔を合わせていた。
それまで引きこもり気味で、団員をあまり把握していなかったサンダルフォンは、初めて見た目の前の青年が亡き天司長ルシフェルだと見間違い、「ナンセンスだ!」と声を荒げる。
そんな彼に、ルシオはいつも通り淡々とした口調で言葉を返すのだった。
「世の中には自分と似た顔が、3人はいるという説もありますので。」
最終上限解放フェイトエピソード
その後、10周年イベントである『HEART_OF_THE_SUN』のアブラメリンの起こした一件と似た時期、ルシオはヘレル・ベン・シャレムと共にある場所へと向かい、そこで衝撃的事実を話す。
何と、彼は主の最期を見ていなかったのである。
それだけでなく、主が拒否をするような洗脳と言う手段を用いたことも判明した。これにより、ルシオは数百年の眠りにつくことになるのだが……。
余談
イベント終了後のこの『神の試練』で貰えるトレジャー「預言者の腕輪」は、好きな無垢武器一本と交換する事ができる。幸いにも難易度自体はあまり高くないので、くれぐれも取り忘れには気をつけよう。
関連タグ
ヘレル・ベン・シャレム:後にリミテッド枠で登場した関係者。名前が類似しているのだが……。