概要
声:大神いずみ
第二妖怪・神楽
奈落一派に属する女性の妖怪。
奈落から生み出された「風」の分身であり、次女。
自我が強い性格で「風」にふさわしく自由になりたいと願い続けていたが、奈落に心臓を握られているため反抗を許されず、密かに心臓奪還を狙っていた。そのため犬夜叉の兄・殺生丸に度々接触し、奈落を倒すよう唆していたが、当初は利用するつもりで近付いた彼に、次第に惹かれていくようになる。
奈落打倒のために時には犬夜叉たちをも助けたりするなどしていたが、最終的に奈落に心臓を戻された直後に触手で貫かれ、心臓を瘴気に蝕まれてしまう。逃走し瀕死となった神楽は、彼女の死を感じ取って会いにきた殺生丸と再会を果たし、最期の瞬間に想い人に逢えた事を喜んで、風となり消滅した。
神楽の死は殺生丸にも少くない影響を与えており、彼女の死を侮辱した赤子に怒りを露わにしていた。
年齢は人間換算で17歳。
厚着していて目立たないがスタイルはかなり良い。
地味に胸を完全に露出した回数が一番多い女性キャラでもある。
扇を常に所持しており、その扇で鎌鼬や竜巻を発生させるなど、風を操って戦う。多数の死体を一斉に意のままに操ることも可能。
移動する際は髪飾りの白い羽を巨大化させて乗り物にし、風に乗って飛んでいる。
ワイド版19巻の作者インタビューで高橋留美子は
「神楽は人間タイプの妖怪。ずっと「自由になりたい」という希望を抱いていましたが
それは絶対無理だった、それでも彼女は一生懸命生きていたと思います。
神楽の最期に関しては、その数ヶ月前からずっと考えていて、いざ本当にその時を迎えた時は
なんかシミュレーションやり過ぎたかなという所はあります。でも盛大に送ってあげたい
みたいな思いは叶えられたかな。」とコメントを残している。