本項ではキャラクターの「リボーン」について記述する。
概要
漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』の主人公の一人。主人公沢田綱吉(ツナ)を立派なマフィア・ボンゴレファミリーのボスに育てるため、イタリアからやってきたフリーの殺し屋(ヒットマン)。マフィア界最強の7人の赤ん坊の一人、黄色のおしゃぶりを持つ、晴のアルコバレーノ。外見は赤ん坊(自称2歳)だが、実年齢は若く見積もっても30歳以上。大空のアルコバレーノの孫のユニがリボーンを「おじさま」と呼んでいる時点でお察し下さい。ビアンキという愛人がいる。
「格下は相手にしない」「自分のパシリは自分で締める」等、独自の美学を持つ。マスコット的な外見にかかわらず、性格はクールでひたすら鬼畜。ランボやムクロウといったマスコットキャラに対して、踏んづける、蹴り飛ばすなど暴力は日常茶飯事。殺伐としており、なごむ要素がまったくない。
生徒であるツナに対しても同様、暴力的なスパルタ教育を施し、褒めることはめったにない。しかし、ある程度経験と歳を積んでいるのか、かなり茶目っ気があり、しばしば変装という名のコスプレを披露している。また、ラル・ミルチのような生真面目キャラに対してきわどい冗談を飛ばして反応を伺ってみたりと、ちょっとMな傾向がある。基本的に女を立てる主義で、女に対しては、借りてきた猫のように大人しくなり、愛嬌を振りまいている。
リボーンには、信頼の置ける相手の肩にしか乗らないという暗黙のルールがある(主に山本武・ディーノ。とりわけリボーンの山本贔屓は抜きん出ている)。しかし、「未来編」後半以降は獄寺隼人や笹川了平の肩にも乗るようになった。アニメではOPやEDでちゃっかり乗っているが、原作でツナの肩に乗るようになったのは「継承式編」が初めて。
また、最強の戦闘力を誇る割には、ボンゴレファミリーの命運がかかった戦いでは、滅多に銃を抜くこともなく、ツナに加戦することもない。9代目との誓約で、一切「生徒の勝負には手は出さない」らしいが…。
チャームポイントは、瞬きしない大きな瞳とタレ眉とクルッと巻いたもみあげ。ボルサリーノのソフト帽に黒スーツがトレードマーク。銃はチェコ製のCz75の1stを愛用。帽子に載せているカメレオンはペットの「レオン」。変身能力を持ったカメレオンで、アニメでは銃にも変化する。
好きな飲物はエスプレッソコーヒー。違和感仕事しろ。