Stork(Caligula)

すとーく

ゲーム「Caligula Overdose」に登場するオスティナートの楽士の一人。

プロフィール

「ほぉ～……この子もいいねぇそそるじゃないか」

ペストマスクのような仮面を身につけた青年。楽士の中でも飛び抜けて怪しげな見た目に似合わず、甘いラブソングを得意とする。

紳士的な物言いの気の良い男だが、ある特殊な性癖により、楽士の仲間内での扱いは決して良くない。そのとぼけた言動に反して、『あらゆるものに擬態できる』という強力な能力を与えられている。

彼が支配するのは温泉施設『宮比温泉物語』。数十種の温泉に加え、出店なども出ている年中お祭り騒ぎのレジャー施設。常にStorkの繰り出す熱いラブソングが流れる、メビウス屈指の癒やしの場でもある。

以降、ネタバレが記述がされています。

ゲーム本編未プレイの方は、ゲームの面白さを損なう可能性があるので閲覧のお勧めはできません。

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「さあ、僕に覗かれる覚悟はできたかい？」

彼の持つ特殊な性癖、それは「覗き」である。当然女性限定。

なんにでも擬態できるその能力、担当場所である温泉も、全て自分の性癖を満たすためにμに願ったもの。

甘いラブソングかと思われた「Love Scope」も、実は単なる覗きの歌なのであった（健介曰く、反抗声明）。

腰掛に擬態してはＪＫの太ももを、自販機に擬態してはＪＫのうなじを、そしてオブジェに擬態しては女湯を堂々と覗くその姿は紛う事なきHENTAI。

敬虔なクリスチャンであった母親の影響で、性的な教育を全く受けさせられずに育てられたstork。

なんと高校生になっても赤ちゃんはコウノトリが運んでくるという、御伽噺を信じていたほど。

当然クラスメイトには嘲笑され、彼らからHな本やアダルトビデオなどによる正しい（？）かつ歪んだ性教育を施されたお陰で、今まで抑圧されていた感情を大解放して現在の性癖を開眼した。

……ギャグめかして語られているが、この生い立ち、ある有名な猟奇殺人鬼を彷彿とさせるもので、その歪められた性癖の発露が「覗き」で済んだのはある意味不幸中の幸いと言えなくもないかもしれない。いや、それとて立派に犯罪なので、決して良くはないのだが。

瞬く間に学校の全運動部女子の着替えを覗き見た彼は、夜な夜な自宅を抜け出しては、あちらこちらで覗きを繰り返す日々を送ってきた。

しかし、それらの日々にもマンネリ化してきたところで、彼は絶対にしてはいけないタブーを自らに化すことを誓う。

覗き魔が絶対にしてはいけないこと…それは絶対に覗きをしてはいけない人間が覗きをすること。

彼はなんとその背徳感を得るだけのために警察官の道を志し、そして見事実現させた。

警察学校時代は覗きを封印して、真面目に訓練に励み、無事交番勤務が決まった後も真面目に仕事をして、近所では「とても良いお巡りさん」であるとの評判すら手に入れた。

…そんな昼間の顔とは打って変わり、夜間になると自作した覗きマンの格好で方々で覗きを繰り返していたのである。

その並々ならぬ覗きへの執念と行動力にはある意味感服すら覚えるレベル。

時折見せる温和な気遣いや、非常事態での咄嗟の対処などは上述の勤勉さも関係しているのだろう。

しかし…

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