「手加減なしで行くよ…奥義…独眼天召砲龍!」
概要
モンストの2020年4月20日に登場した難易度超究極の降臨モンスター。
星4~5のガチャキャラが降臨キャラとして星5に昇格して登場した真・アマテラスに続いて来たのは戦国時代の武将であり仙台藩初代藩主の伊達政宗。
クエストは一部のコラボ超究極と同じように2種類分けられており、まず難易度究極のクエスト「浮世を照らす独眼竜」をクリアすると、超究極に挑戦できるようになり、その後超究極クエスト「曇りなき心月竜」をクリアすると、真・伊達政宗の進化が解禁されるという仕様である。
それ故、超究極のクエストは1回クリアさえすればいい為、運極を作る際は基本究極クエストの方を周回すればいい。
初回降臨の2020年4月20日以外は究極のクエストは2020年5月3日までの間は毎日降臨しその後順次出現、超究極クエストはモンストの日のみ降臨する。
クエスト内容
究極 「浮世を照らす独眼竜」
出現ギミックは地雷とダメージウォールに加えて減速壁。
そしてパラドクスで初登場したギミックである味方が常にキューブ状態になる『キューブ』。
地雷もダメージウォールもまんべんなく展開される上にどちらも1触れ33,000ダメージ受ける為、対策必須。減速壁は触れれば壁に密着する程減速率が高いが、1つの壁の一部分のみの為、特に対策はしなくてもいい。
クエストの特徴として中ボスである真・伊達政宗の後ろにいる竜とボスである真・伊達政宗の進化前は減速壁の方向に向けて15,000ダメージのレーザーを放つ上にボスの真・伊達政宗の進化前は同時に8,000ダメージの薙ぎ払いを行ってくるのでボスと減速壁の直線状周辺には味方を近づけないようにする必要がある。また敵と敵の間の隙間を狙って処理を狙う場面が多い為、基本的には撃種は反射が推奨。そして敵として出現する青鬼は一番大きい数字で48,000の白爆発を放つ為、優先して処理をしよう。尚、敵として出現するリヴァイアサンは中ボス、ボスを撃破すると撤退する。
味方が常にキューブ状態での特殊な立ち回りが求められるものの、周回用のクエストということもありこのクエストの難易度自体はそこまで高くはなく、ギミック適正であれば運枠4体積んでの周回も難しくない。
だが...。
超究極 「曇りなき心月竜」
出現ギミックは究極から引き続き出現する味方が常にキューブ状態になる『キューブ』の他、ウィンド、減速壁、撃種変化パネルが出現。
そしてサキミタマで初登場したでギミックである『触れた味方の数に応じて攻撃力アップ』に加えてカルナで初登場したギミックである『混乱』。更に禁忌の獄で初登場した『属性倍率超アップ』。
超究極の為コンティニュー不可、つまるところノーコンティニューのクリアが必須な上ミラクルミンも使用はできない。
ウィンドは対策していないと引き寄せ後にボスから大ダメージを受ける上に混乱攻撃が重複してしまうので対策必須。そして頻繁に混乱攻撃が行われる為、ウィンドに加えて状態異常回復も必須となっている。
更に属性倍率超アップの為、有利属性は与えるダメージが1.99倍、受けるダメージが0.33倍となっている。よって木属性以外の他属性のモンスターを連れていくことが火力不足や被ダメージの関係上非常に困難、つまるところ編成には必ず有利属性であることが前提となる。
上記のギミックに加えてステージの随所で挟まって敵の処理や味方が常にキューブ状態の特性を利用して火力を狙う場面が多い為、クエストの性質上撃種はほぼ反射寄りとなっている。
したがって『木属性反射の状態異常回復&アンチウィンド』のキャラでパーティを固めるのが必須となっている。
降臨前の事前情報として味方が常にキューブ状態、属性倍率超アップ、触れた味方の数に応じて攻撃力アップが登場することが確定されており、この時点で単体でも複雑なギミックが複数も出現する上に厄介な組み合わせだった為、クエスト内容はこれまた『とんでもないものが来るのではないか』とストライカーの間では予想されていた。そしてこちらもコラボ超究極とは違って期間限定降臨でない上に前回の超究極がモンスト歴代史上最難関クエストといっても過言なくらいの極悪難易度だった為、今度は一体どのようなクエストが待ち構えているのかと誰もが降臨を待ち望んでいた。そしていざ降臨し蓋を開けてみるとそのクエスト内容は大方の予想通りとんでもない程の『超極悪難易度』が待っていたのであった。
後述するがこのクエストの出現するギミックや攻略方法等の様々な要素が重なって、初回降臨時の真・アマテラスの難易度を大幅に超えた正に最難関と呼ぶに相応しいクエストであった。
その凄まじい難易度に仕上がった原因としては
- 出現するギミックである味方が常にキューブ状態&触れた味方の数に応じて攻撃力アップという凶悪無比な組み合わせ。味方が常にキューブ状態の為、『味方全員に触れること自体が非常に難易度が高い』中で味方全員に触れた上で敵に直殴り攻撃しなくてはならない。
- 更に同じく触れた味方の数に応じて攻撃力アップがギミックとして登場するサキミタマのクエストと異なり『真・伊達政宗の方の味方2触れと味方3触れの攻撃力アップの上昇率の差が高く』サキミタマが味方2触れの倍率が20倍、味方3触れの倍率が80倍と4倍の差があるのに対して真・伊達政宗は味方2触れの倍率が4倍、味方3触れの倍率が20倍と『5倍もの差』が存在する。
- そして頻繁に行動する味方以外の3体に混乱攻撃が行われ混乱する為、『常に味方全員に触れて攻撃力アップするのと同時に状態異常回復しなくてはならない』。味方3触れが出来ない場合は少なくとも次に動かす味方の状態異常を最優先で治さなくてはならない。混乱ダメージは1触れ10,000ダメージの上に味方が常にキューブ状態なので、『味方全員には触れにくいにもかかわらず特定の味方に何度も触れやすい』状況の為、仮に混乱した状態で行動すれば混乱ダメージで即死してしまうのでその時点でほぼ詰む。
- したがって、味方全員に触れに行くことが非常に難しいのにもかかわらず『味方に全員触れなければ火力を出せないだけでなく状態異常を回復できない』状況に陥る。主にこのクエストでは味方に3触れした状態で中ボスやボスの弱点を攻撃してHPを削っていくのを前提としているので、『常にキューブ状態を考慮した上で味方が全員触れられる配置を保ちつつ、味方を3触れした状態で直殴りを行い弱点に攻撃できる軌道を打つ』という高度な技術をさも当たり前の様に要求される。
- そしてクエストだが、まず道中2とボス第1戦を除いてクロスドクロマークの敵が出現する。クロスドクロマークの敵が出現するステージでの中ボスやボスは『ダメージを与え辛い位置に出現』している為、ステージ上にいるクロスドクロマークの敵を全て処理しなければ、クロスドクロマークの効果である暗転でダメージを与えやすい位置に移動してこない。
- 更に道中1を除いてクロスドクロマークの敵は全て相互蘇生雑魚である上にボス第2戦を除いて相互蘇生雑魚は『直殴り攻撃でダメージが入るサムライ雑魚と友情コンボでのみダメージが入る真・伊達政宗の後ろにいる竜』との混合相互蘇生となっている為、『味方の友情コンボを発動しつつ味方に触れた後にサムライ雑魚を直殴りで攻撃して1ターンで全処理』しなくてはならないと、通常の相互蘇生雑魚と比べて処理難易度が非常に高い。
- 道中2以外の全てのステージでカルナで初登場した氷が水の中に閉じ込められている珠が敵として登場しており、反射で挟まれるように2つ並んで配置されている。味方に触れずとも珠の間に挟まることが出来れば処理することが出来るが処理できなかった場合は毎ターン1体に15,000ダメージの伝染霧を放つ上に3ターン毎に全体に120,000ダメージの白爆発の即死攻撃を放つ為、最優先で処理しなくてはならない。
- しかし味方が珠の近くにいると味方がキューブ状態の特性が邪魔をしてしまうことがある為、中々初ターンで処理することは非常に難しいものとなっている。特にステージが進んで配置が目まぐるしく変わる後半からはこの状態になることが多く、味方の位置にもよるが最悪珠の間に挟まることが出来ない状況が生まれることが多々ある。
- しかも最初のステージである道中1では中央で珠が横に2つ並んでおり、大体は初期位置から直で挟まりに行くことが出来るが1番手のキャラと2番手のキャラの初期配置によっては『2番手のキャラが1番手のキャラよりも高い位置におり、キューブ状態によって1番手のキャラが直に珠の間に挟まることが出来る軌道を2番手のキャラが塞いでしまう時がある』。一応、左の壁に反射しつつ珠の間に挟まることが出来る軌道も存在する為、初期位置が悪いから最初から詰んでいるという訳ではない。こればかりは初期配置が悪いとしか言いようがないが初期配置の位置で『初手の行動を大きく変えざることを余儀なくされる』という珍しいことが起こるクエストでもある。
- しかし味方が珠の近くにいると味方がキューブ状態の特性が邪魔をしてしまうことがある為、中々初ターンで処理することは非常に難しいものとなっている。特にステージが進んで配置が目まぐるしく変わる後半からはこの状態になることが多く、味方の位置にもよるが最悪珠の間に挟まることが出来ない状況が生まれることが多々ある。
- 真・伊達政宗の後ろにいる竜は上記の通り『友情コンボでのみダメージが入る』特殊な敵であり、1~2ターン毎に1体につき1,668ダメージの全敵レーザーを放つ。1体ずつの受けるダメージ量は低いが味方全員を狙って攻撃する為、味方が敵の直線上にいたり、重なっていたりしたら攻撃が重複しやすく十分脅威となる。
- 特に雑魚処理が鬼門であるボス第2戦ではステージの左壁を大きく端を包み囲む様に4体出現する上に竜1体につき1体を蘇生するので初ターンで竜を友情コンボで3体以上を同時処理しなければならない為、味方全員の友情を発動させる立ち回りをしなくてはならない等、非常に厄介な敵として出現する。
- 道中2と3で中ボスとして出現する真・伊達政宗(進化前)。上記の通り『味方全員に触れた状態で弱点を直殴りで複数回攻撃する』ことが前提の莫大なHPを誇る上に行動する際の全ての攻撃が超高火力&高い頻度で放たれる。尚、共通として左上の攻撃(道中2では初回のみ1ターンで次回から3ターン毎、道中3では初回のみ1ターンで次回から2ターン毎)で1体につき2,000ダメージの地震攻撃で近くにいるキャラを吹き飛ばすと同時に味方3体に混乱攻撃と自身を中心に広範囲の引き寄せウィンドを、中央の攻撃(道中2では初回8ターンで次回から2ターン毎、道中3では初回10ターンで次回から2ターン毎)で1発50,000ダメージの計16発のランダム落雷の即死攻撃を放ってくる。
- 特に道中2では中ボスの真・伊達政宗(進化前)ただ1体のみの出現であるが、代わりに攻撃が更に激化しており、左下の攻撃(初回のみ2ターンで次回から3ターン毎)で『超近距離に33,000以上のダメージの薙ぎ払い&必中のランダムな味方に1発10,008ダメージの気弾を4発』を筆頭に左の攻撃で『3ターン毎にステージの右上、左下の対角に移動をしてくる1,000ダメージの攻撃&13,200ダメージのクロスレーザー』と尋常ではない程に被ダメージが高く、これらの攻撃が2~3ターン毎に行われる為、中ボスに味方3触れで集中砲火を行うと同時にHP管理をしなくてはならない。
- 道中3の中ボスの真・伊達政宗(進化前)右下の攻撃である薙ぎ払いと気弾の威力こそ道中2よりも低くなっているものの、それでも『超近距離に23,000以上のダメージの薙ぎ払い&必中のランダムな味方に1発5,004ダメージの気弾を4発』を2ターン毎に放ってくる上に、クロスレーザーと移動が無くなった代わりに左下の攻撃で至近距離で10,000以上のダメージの高威力のスパークバレットを5ターン毎に放つ等、依然として高威力の攻撃を頻繁に放ってくる。
(後日追記)
因みに、初回降臨後の「みんなのクリアモンスター」一覧はプレミアムガチャではビナー(進化)のみ、その他(降臨や特別なガチャなど)ではヴィーラのみという、真・アマテラスよりもえげつない結果になっている。(つまりそれらを持っていないと門前払い同然である。)
性能
真・伊達政宗(進化前)
種族 | サムライ族 | ||
---|---|---|---|
撃種 | 貫通 | ||
戦型 | スピード | ||
ステータス | HP | 攻撃力 | スピード |
極 | 15586 | 15282 | 295.13 |
タス最大値 | +0 | +0 | +0 |
タス後限界値 | 15586 | 15282 | 295.13 |
アビリティ | アンチ重力バリア | ||
---|---|---|---|
ストライクショット | 天然龍 (ターン12) | スピードがアップ | |
友情コンボ | 跳弾【無属性】 | 画面上の全ての敵に当たる跳弾を放つ | 最大威力23669 |
龍刻解放 真・伊達政宗(進化)
種族 | サムライ族 | ||
---|---|---|---|
撃種 | 貫通 | ||
戦型 | スピード | ||
ステータス | HP | 攻撃力 | スピード |
極 | 20278 | 18877 | 304.70 |
タス最大値 | +3900 | +6475 | +107.95 |
タス後限界値 | 24178 | 25352 | 412.65 |
アビリティ | 超アンチ重力バリア/アンチ魔法陣 | ||
---|---|---|---|
ストライクショット | 独眼天召砲龍 (ターン20) | 触れた仲間のスピードを一定期間アップ | |
友情コンボ | 跳弾【無属性】 | 画面上の全ての敵に当たる跳弾を放つ | 最大威力33140 |
ラックスキル | 友情コンボクリティカル | 友情コンボのダメージ量が増加する。 |
全体的に星5版の伊達政宗を意識し、正統進化したような性能となっている。
友情コンボは水属性降臨モンスターとしては2体目となる跳弾。画面上の全ての敵を攻撃出来る上に敵が多いほど跳弾が跳ね返る回数も増えるので、雑魚処理に貢献しやすく敵の反撃を確実に発動させることが出来る。条件付きではあるが、ボスの周りにシールド等がある場合は友情コンボが誘発しやすく、より火力を出すことが出来る。
ssは触れた仲間のスピードを一定期間アップするというサポート性能が高いss。触れた味方はスピード倍率が4倍になる上に2ターン分継続する為、味方の火力アップに貢献できるものとなっている。
降臨としては非常に希少な超アンチ重力バリアに加えてアンチ魔法陣の2つのアンチアビリティを持つ。そして貫通のゲージ無しの為、非常に扱いやすく400kmを越えるスピードに超アンチ重力バリアの加速が重なることで非常に長い移動距離を誇る。これにより敵への攻撃回数を増やして火力を出すことや遠くの味方に触れて友情コンボを発動させにに行くこともしやすくなっている。
何より貫通のアンチ重力バリア&アンチ魔法陣はガチャ限含めても5体しかいない為、アビリティの希少性も非常に高い。
総じて味方の火力をサポートする性能となっており、自身も高いステータスに加えて超アンチ重力バリアによる加速で火力を出しに行きやすい上に雑魚処理として優秀な友情コンボである跳弾を持っている等、運枠としての実用性及び役割は非常に高い。
余談
実は前回の超究極である真・アマテラスとは戦型こそ異なるもののスピードだけを見ると進化前と進化後の両方のステータスは同じ値となっている。
現時点でプレミアムガチャで排出される方の伊達政宗はアマテラス、イシス、シヴァとは異なり上方修正されていない。後に真の方の性能に合わせたようなものになるかは不明。
また、その方のとは異なり進化後のボイスの声帯が進化前と全く同じになっているという相違点がある(プレミアムガチャで出てくる方は進化後のボイスの声帯が異なっている)。