概要
伊達政宗が幼少時に患った疱瘡により右目を失明し隻眼となったことが由来とされている。
なお、今でこそ政宗の代名詞の様になっているが、元々は中国は唐~五代十国の名将、李克用の異名である。彼もまた隻眼であり、優れた軍略家であった。
この言葉の初出は「唐書」李克用伝。政宗に準えたのは、江戸時代後期の歴史家頼山陽の漢詩が最初とされる。
戦国時代の人物の主な異名タグ
- 石田三成:鋭利なる吏僚
- 織田信長:第六天魔王
- 今川義元:海道一の弓取り
- 上杉謙信:越後の龍
- 北条氏康:相模の獅子
- 里見義堯:房総の狼
- 柴田勝家:瓶割り柴田
- 最上義光:羽州の狐
- 毛利元就:謀神
- 長曾我部元親:鬼若子
- 島津義弘:鬼島津
- 黒田官兵衛:今世の張良
- 斎藤道三:美濃の蝮
- 真田幸隆:攻め弾正
- 真田昌幸:表裏比興の者
- 真田幸村:日本一の兵
- 武田信玄:甲斐の虎
- 立花道雪:鬼道雪
- 立花宗茂:剛勇鎮西一
- 竹中半兵衛:今孔明
- 佐竹義重:鬼義重
- 龍造寺隆信:肥前の熊
- 豊臣秀吉:木綿籐吉
- 上泉信綱:上野国一本槍
- 長野業正:上州の黄班