梵天丸
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ぼんてんまる
戦国武将である伊達政宗の幼名。
戦国武将である伊達政宗の幼名。
梵天とは帝釈天と共に仏法を守護する神。宇宙の最高原理を神格化したもの。
ちなみに耳かきの頭についている綿状のものも「梵天」という。
母、義姫が湯殿山にお参りに行った夜、万海上人が夢に出てきて、胎内を借りたという逸話がある。この逸話から梵天丸(伊達政宗)はことあることに「万海上人」の生まれ変わりであると噂されるようになった。(万海上人も隻眼であった)
- 『SAMURAI DEEPER KYO』のキャラクター。→梵天丸(KYO)
- 『戦国BASARA』のキャラクター。→梵天丸(戦国BASARA)
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すべて見る- さよならなんていわないで
さよならなんていわないで ②
●http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=586733の続きです。 ●小梵がどうしようもなくかわいくていとしくて、原稿開けても執筆している。そしてこの頻度…お休みって素晴らしい! ●続きの③→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=590548 ・ ④→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5922823,636文字pixiv小説作品 - 戦国BASARA-健全ー奥州
月をみるたび
しくじった、と思いながら獣は走る。縄張りに入ってきた者を追い払おうとして、力量を見誤った。まさか相手がこれほど強いとは―――― 息を切らしながら走る獣は、やがて足をもつれさせて転がる。走った勢いのまま、もんどりうって動けなくなった。身体中が熱を持っているようだ。 ――――ここまでか。 観念をして瞳を閉じ、再びあけると冴えた剣のような月が見える。火照る体を癒すような柔らかく冷たいそれを見ながら、獣の意識は濁っていった。 意識が浮上してきたのは、物音が聞こえたから。近づいてくる者が居るのを聞きながら、獣は体を動かせずにいた。熱を感じないかわりに、四肢の感覚も無くしている。耳だけは鮮明に音を捉えるのに、他のどこも何も伝えてこない。 「あっ」 幼く高い声がした。慌てたような声音で、それが言う。 「小十郎、小十郎」 その声に誘われ、近づいてくるものがあった。 「どうなさいました、梵天丸様――――ああ、猫でございまするな」 「まだ、息がある」 「梵天丸様、何を」 「手当てをする」 「しかし――――」 「ちいさきものを守れるようにと、言っていただろう」 「申しましたが……」 「ならば、手当てをするぞ」 「――――はっ」 会話の具合からして、高い声の方が低い声より身分が上らしい。獣は体が浮き上がるのを感じた。抱き上げられたようだ。どうせこのまま朽ちるだけ、好きにすればいいと、興味を捨てて獣が心で苦笑する。砂利を踏む音がして、移動しているのがわかる。しばらくして、人の声がした。 「梵天丸様、なんと汚らしい。そのようなものは、捨て置けば良いものを」 「どうせ助かりますまい。ささ、早よう手を清めて着替えを」 「うるさい。俺はこいつを助けると決めた。さっさと医者を用意しろ」 「しかし――――」 「梵天丸様が、こう仰ってんだ。さっさと用意しねぇか」 ドスの効いた声が一喝したとたん、空気が変わったのを感じた。どうやら、なかなかの身分の者に拾われたらしい。 ――――単なる、気紛れだ。 ままごとのようなもので、飽いて捨てられるのが早いか、自分の命がおわるのが早いか、どちらかだろう。そう踏んだ獣は、ぱたりと耳を倒した。3,372文字pixiv小説作品 あたたかなゆきのひ。
遅くなりましたが戦煌ありがとうございましたー! 参加させて頂いた小梵ポスカ企画の現パロ小話です。 イベント今回もとても楽しかったです…! 本を手に取って頂いた皆様、お声がけ頂きました皆様どうもありがとうございました! 小政はまだまだ熱いですね(´ω`*)♡ 次回6月戦煌も頑張りますっ!1,159文字pixiv小説作品「戦国BASARA捏造創作キャラ設定」
Twitterにちょいちょい上げていた 戦国BASARAの捏造創作キャラの プロフィールとルートをまとめて投下(゚Д゚)ノ⌒・。 今回は豊臣軍&伊達(一部梵天丸)ルートを記載。 ※戦国BASARA捏造創作キャラが受け付けれない方は 是非ともブラウザバックをお願いいたします(´・ω・`; )6,515文字pixiv小説作品【腐向け?】万葉集(小+梵)
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Forgotten recollections~去~
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【戦国BASARA】当たり前に 名前呼んだら【双竜】
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