作詞:Ayaka Miyake 作曲・編曲:Em.me 歌:近江彼方(CV.鬼頭明里)
概要
アニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の第7話「ハルカカナタ」挿入歌である、近江彼方のソロ曲。
曲ジャンルはラブライブ!シリーズでも珍しいFuture Bass、特に日本のKawaii Future Bass寄りである。
アニメ劇中では、姉の将来を考えて自身の夢を諦めようとしている妹近江遥と対話するためのライブとして披露された。ステージは、遥たち東雲学院スクールアイドル部がこの後ライブを行うヴィーナスフォート教会広場。
人生を共に歩んできた遥へと向けた、蝶の羽ばたきがイメージの将来の「夢」を応援する歌詞を綴っている。英語が比較的多め。
スクスタでの既存曲3曲では(彼方がファンに向けて世界観を一つに絞っていたので)歌詞の共通キーワードに「睡眠」「眠っている時に見る『夢』」「メルヘン」を使っていた。しかし今回の『Butterfly』にはそれらを一切歌っていない。妹への歌だからか「~です」「~ます」口調も使わない。
曲調もキーの高さもテンポもそれまでと全く異なる、新しい近江彼方のソロ曲となった。
衣装は、頭はティアラに大きなプレート型のイヤリングorピアス、他メンバー同様『TOKIMEKI_Runners』アルバムより『眠れる森に行きたいな』の髪型である羊カール、服はヘソ出しショートパンツのアラビアン風。衣装デザイン画は7話冒頭で先行して彼方の勉強机の隅に登場していた。
Fullサイズは、2020年12月16日発売のテレビアニメ挿入曲CD第三弾に封入。偶然にも彼方の誕生日が発売日である。
PV
シリーズで初めてPVがシネマスコープサイズで描かれた。煌びやかな映像と演出、セピアで映る遥と彼方の静止画も相まって、まるで映画のような世界観となっている。
現実のステージでライブ衣装で踊る彼方と、プレゼント箱が溢れ返る白い幻想世界で雨傘(ミズクラゲ型)を差して舞う私服の彼方の2人が登場し、A~Bメロは私服側が主役で、サビはライブ衣装側が主役。
私服の彼方は傘を差したまま自宅にも現れ、寝室の遥の勉強机と、食卓の遥の席に座っている。
どのシーンも一貫してシネマサイズで描かれている本PVだが、サビ前で彼方歴代衣装の映像が流れるシーンのみ、映像を観ている方の彼方の体が黒帯を飛び越える。
アニメPV恒例の過去のメディア衣装・小ネタは、3カットのみ。
- スクスタ SR『眠れる森に行きたいな』カードイラスト
- スクフェス分室 4コマ漫画『すごい てん☆ふぇす』彼方(作画担当の藤丸氏風キャラデザ)
- スクスタ フェス限UR『天使の子守唄』カードイラスト
ダンスは彼方のソロ曲の中で最も激しい。アニメ放送後公開のインタビュー記事によると彼方役の鬼頭明里氏はダンスが苦手なので、曲調もダンスもゆったりしていた今までの3曲と比較して、今からライブ披露のことを心配し覚悟している。(”『KAI-YOU』虹ヶ咲キャスト座談会インタビュー記事”より:外部リンク)