宇髄夫婦
うずいふうふ
漫画『鬼滅の刃』の登場人物・宇髄天元と三人の妻のことである。
概要
漫画『鬼滅の刃』の登場人物で、鬼殺隊“柱”の隊士である音柱・宇髄天元と、彼の妻であり部下でもある三人のくノ一(須磨・まきを・雛鶴)に付けられるタグである。
忍びの里において「十五歳になったら、一族の長が相性を考えて選んだ三人の女性を妻に持つ」という掟に従った天元の元に彼女らが娶られた、俗に言うところの一夫多妻である。
天元の人柄もあって、上司や夫として三人とも彼を大変慕っている。
また容姿も性格もバラバラな彼女たちも、コントのように揉めることはあっても基本的には仲が良く、姉妹のような関係である。
後に天元が抜け忍の道を選んでも妻達は彼と共に在り、天元もまた妻達の命を最優先に考えている。鬼殺隊として命を張って鬼から堅気の人間を守る気でいるが、ぶっちゃけると彼女たちの方が大事らしい。
自分の強みとして周囲に誇っていることからもわかるように互いへの愛情は本物で、四人の関係は極めて良好である。
余談だが、宇随夫婦のような関係はポリアモリー(英: polyamory)といい、ノンモノガミー(英:Non-monogamy)、排他的な一夫一妻制ではない関係の一つである。
即ち社会が決めた一夫一婦制度、モノガミー(英:monogamy)ではない状態のことである。
日本では「妻妾同衾」という形が近いが、この関係の女たちはお互いに同じ相手を愛し合う同志であり、対等な存在で、場合によっては女たち同士も肉体関係を有することもある。
既視感
末っ子気質で自分を味噌っかすと自認する泣き虫で騒がしい須磨。
そしてそんな二人を諫める長女ポジションの冷静な雛鶴。
この三人のやりとりは、どこかこの三人組を連想させるものがある。
天元がなんだかんだと三人組にかまうのは最愛の妻たちに似ているからなのかもしれない。