「斬りましたよ、雛鶴さん! 草葉の陰から見て下さい!!」
CV.東山奈央
概要
長い黒髪を伸ばしている。騒々しい泣き虫。
吉原に巣食う鬼を探るべく「ときと屋」に潜入するも、真っ先に蕨姫花魁こと堕姫に捕まって帯に封印されてしまい、地下の食糧庫に閉じ込められていた。乱入した嘴平伊之助が帯を切った事でまきをと共に脱出し、戦いに加わる。
堕姫・妓夫太郎との死闘後、毒で命わずかと悟った天元は三人に感謝の言葉を言い遺そうとするが、須磨は「天元様死なないで」と騒々しく泣き叫び、静かにしろと制止するまきをと喧嘩を始める始末で、雛鶴が双方を窘めても喧嘩が止められず遺言が有耶無耶になった事には戦闘中も不屈の精神で戦ったさすがの天元も、土壇場で絶望する有り様だった。
ちなみに毒は禰豆子の血鬼術のおかげで回復。命拾いした。この時は突然現れた禰豆子が天元を火葬しようとしたと勘違いし、禰豆子に対し「お尻を叩きます!」と喚きながら折檻としようとした。尚、毒が消えた事で天元の命が救われた事を知った後は、一転して号泣しながら禰豆子に礼を述べていた。
なお、戦闘もあまり強くない「味噌っかす」を自認しているが、潜入先でサラッと遊郭の最高位である“花魁”にまで登り詰めているため、美貌や教養、潜入能力に関しては相当の実力を持っている……のかもしれない(鯉夏花魁からは「しっかりした子」と評されてもいる)。
アニメでは食糧庫で参戦した際、なんだかんだで完全防御で対応していた。
四人の中で最年少であり、天元は元より他の二人にも敬語を使っているが妙に神経が太いところもある。ついでに男性と女性どちらも好きらしい。
妻として彼女達の間に序列はなく、天元も皆平等に扱っているが、上述から末妹的な印象がある。
ただし実家では本来の嫁候補だった妹がおり、実際には姉であることが判明。襖を突き破って大泣きした挙句に天元の嫁に収まったという、穏和怜悧なタイプが多い鬼滅世界の姉としては珍しい過去を持つ。
キメツ学園
売店勤務で、めっちゃ釣り銭間違える。
「売店と食堂に降臨する魅惑のくのいち」の一人。
宇髄の妻のひとり。
売店スタッフをしており、会計を間違えることがあるがすぐに訂正する。商品入荷リクエストの集計の協力を求めて食堂に来たり、夫のところに行こうとするちゃっかり屋。商品入荷の権限は彼女が握っており、リクエストがあった物でも季節物だったり明らかに1人しか利益が見込めないものは已む無く無視を続けている。
リクエスト投稿者の希望した品をモチーフにニックネームを付けるのが趣味。匿名で募集しているため名付けた相手を知らないし、当の生徒や教員も彼女にニックネームつけられていることを知らない。
歌は上手いが宇髄家の気質のせいでカラオケ屋を出禁にされた。
関連タグ
遊郭編以降
以下、アニメのネタバレを含むので原作未読者注意
最終決戦では天元らと共に禰󠄀豆子の警護に当たっていたようで、禰󠄀豆子が戸を蹴破って飛び出したことに驚いていた。
全てが終わった後で天元達と共に竈門兄妹を見舞いに訪れており、禰󠄀豆子のことを特に気に入ってる様子で帰る前に宇髄家に遊びに来て欲しいと抱きついていた(直後にまきをに「声がでかい」と引っ叩かれ、天元にぶたれたと訴えるも「見てなかったわ」と言われて「ぼんくら!!」と罵った)。