概要
NHK大阪放送局制作の連続テレビ小説第101作目。2019年9月30日より2020年3月28日まで放映された。
主人公は戸田恵梨香演じる「川原喜美子」。戦後の滋賀県信楽町を舞台に、女性陶芸家として才能を開花させていく姿が描かれる。
今作はオリジナル作品とされており、ヒロイン含め登場人物のモデルは存在しないが、実在する陶芸家の神山清子>http://ja.m.wikipedia.org/wiki/神山清子//の半生が参考にされている。(また、彼女は陶芸指導としてドラマにも関わっている上、作中に登場する作品は全て自身制作のもの)
主題歌はSuperflyの「フレア」。語りは中條誠子アナウンサー。
タイトルの「スカーレット」とは緋色(ひいろ)のこと。伝統的に炎の色とされ、黄色味のある鮮やかな赤。緋=火に通じ、陶芸作品に表れる理想の色のひとつである。
番組の最後に紹介する写真は「自信作できました!」
「大家さんと僕」の作者でもあるお笑いタレントの矢部太郎がNHKアーカイブスの「著名人レコメンド」にて毎話イラストを交えて感想をつぶやいている。>http://www2.nhk.or.jp/archives/comment/index.cgi?v=m
あらすじ
戦後まもなく、大阪から滋賀・信楽にやってきた、絵が得意な女の子。名前は川原喜美子。両親と二人の妹との暮らしは貧しく、頑張り屋の喜美子は、幼いながらも一家の働き手だった。15歳になった喜美子は、大阪の下宿屋で女中として働きはじめる。大都会での暮らしと、個性豊かな下宿の人々との出会いは、喜美子をさらに成長させる。3年後に信楽に戻った喜美子は、地元の信楽焼にひかれ、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込む。やがて愛する男性と結婚し、息子を授かり、仕事にも家庭にもまい進する日々が始まる。相変わらずの貧乏だが、夫や息子のかたわらで、大好きな陶芸にいそしむ喜美子。だが、幸せなはずの生活は思惑どおりにはいかず、大きな波乱が彼女を待ち受けている。どんなにつらいことがあっても、陶芸への情熱は消えることがない。喜美子は自らの窯を開き、独自の信楽焼を見出していく。
関連タグ
なつぞら…前作。最終回でナレーターから「101作目に、続けよ」とエールを送られた。
プロメア…炎とSuperflyつながり
なつぞら→スカーレット→エール