お前は概要が人を喰った時どうする
漫画及びアニメ『鬼滅の刃』に登場する鱗滝左近次の名台詞である。漫画では3話、アニメでは2話で登場。
短いフレーズながら状況も相まって強く印象に残る。
言われた状況
お堂の鬼が太陽に焼けた後、炭治郎に「妹が人を喰った場合はどうするのか」を聞う鱗滝。この問いを通して炭治郎に覚悟を質したのだが、困惑して即答できなかった彼に対し平手打ちした上でこう言った。
そして「即答できなかったのは覚悟が甘いからだ 妹が人を喰った場合やるべきことは、妹を殺し自分も腹を切る 鬼になった妹を連れていくというのはそういうことだ しかしこれは絶対にあってはならないと肝に銘じておけ」と続けた。
なお、アニメ2話の大正コソコソ噂話で鱗滝が炭治郎に夕食を「肉じゃがとおでん、どっちがいい?」と厳しい口調で聞くと即答できなかったので、「判断が遅い!!」と叱責するなど、公式もネタにしている(ちなみに叱り飛ばされた炭治郎は慌てておでんを選択した)。
ネタにされるのはお前の覚悟が甘いからだ
近年ではどういう訳かこのセリフが飛び出た前後のシーンを切り抜き、さらにこの時の炭治郎と鱗滝のやり取りを改竄したコラ画像が出回るようになっている。
その結果、鬼滅の刃をよく知らない人達の間で「天狗が男の子に詰め寄った挙句、いきなりビンタをかましている」といった構図のみが有名になっていき、鬼滅への第一印象がおかしな事になってしまうという妙ちくりんな風評被害が発生している。
また、一部の絵師はこの場面に独自のアレンジを加えた作品にしてイラストを閲覧したファン達の腹筋にビンタをかまし続けている。