概要
2020年2月1日にYouTuberデビューした江頭2:50のYouTube公式チャンネル。
江頭は「『ぷっ』すま」「めちゃめちゃイケてるッ!」「とんねるずのみなさんのおかげでした」の同時終了などが原因で地上波で活躍の場を失っており、「これに賭けてるんだよ!」というほど気合の入った番組である。
芸能人のYouTuber化は厳しい目で見られがちであるが、
- 元々地上波での露出が少ない
- 芸風がリアクション芸や体を張ったものが伸びやすい傾向にあるYouTuberとの相性がいい
- YouTubeで伸びやすいジャンルである音楽のジャンルにも明るい
- ネット配信番組はこれが初ではなく「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」でもやっている
- 故にネット配信に手慣れたスタッフの人脈があり、動画に一定のクオリティを保ちやすい
などの理由で江頭のYouTuberデビューに関しては好意的な意見が多かった。
とはいえ根っからの恥ずかしがり屋でネットの反応はほとんど見ないという江頭はYouTubeでの人気の指標が分からず、とりあえず登録者数100万人を超えたら草彅剛を呼ぶと宣言したが、それをわずか8日で達成。この速さは日本人では嵐に次ぐ二番目の記録である。ちなみにその草彅のチャンネルも同日に100万人を突破するという偶然も発生した。
メインチャンネル開設5日後の6日には、ある意味裏の江頭の顔を映したとも言うべきサブチャンネルの「替えのパンツ」も作られた。
登録者数100万人を突破したため、チャンネル開設からわずか1ヶ月ちょっとでYouTube運営から金の盾が進呈される快挙を達成した。(なお、登録者数10万人達成で送られる銀の盾よりも先に届いてしまった。)
同年4月15日にはチャンネル登録200万人を達成した。
番組内容
自らをBADASS SAMURAI(超ヤバい侍)と称し、アシスタントであるブリーフ団と共に番組を作っていくもので、破天荒なチャレンジに挑戦するだけでなく単にトークをメインにしているものもある。
座右の銘である「1クールのレギュラーより1回の伝説」通り、このチャンネルでも新たなる伝説を作るという姿勢はぶれず、開設一発目からいきなり尻穴に指した筆でチャンネル名を書くという「お尻習字」を披露し反響を呼んだ。
しかし29日現在最も再生数が多いのは意外にも「カメラの前で初めて歌う!THE BLUE HEARTS『人にやさしく』」の約510万回という本来の彼の芸風とは最も程遠いであろう歌ってみた動画である。
一方で、動画の再生数ほど多いもののその過激すぎる芸風のために動画の多くが広告審査で落ちてしまっており広告収入が得られない状態が続いている。
YouTubeでは男性の乳首出しもNGとなっているため、該当部分にバッテンのテープを貼って対策している。
しかし、YouTube内では江頭よりもよほど過激な内容の動画も多く、エガちゃんねる内で収録されている動画は、現在のところ『江頭に寄せられた質問に答える』、『かつての番組での裏事情を語る』などの、どちらかというと穏やかな内容のものが多く、動画に広告がつかないことを疑問視する視聴も多い。
上述通り最も再生数の多い動画が健全な歌ってみた動画なのが救いであるが、厄介なことに海外の詐欺集団に著作権の申し立てをされたためこちらも広告収入が得られていない。当動画はJOYSOUNDの許可を正式に受けているが、海外と日本で著作権の基準が異なるためこのような事態が発生している。
なお、視聴者層は年配層の男性が圧倒的で女性からはほとんど人気がないというある意味予想通りの結果になっている。
チャンネル200万人達成の瞬間にはZOOMでの生配信が行われたが、達成のタイミングが深夜1時台になる可能性が高く、COVID-19の影響で外出自粛が出ていた時世や江頭がネットの扱いに疎いというのもあってブリーフ団のみの各自宅からの配信となった。放送中に直撃電話で江頭本人も出演し、200万人達成の喜びを語っている。
基本的に生配信は、江頭の芸風及び本人の性格が生放送とは致命的に相性が悪いため、江頭はほとんど出ずにアシスタントのブリーフ団がメインを務めるという形式がメインに。
本人が大好きというFINAL FANTASY VII REMAKEのゲーム実況生配信も行われたが、肝心の江頭はゲームに没頭してほとんど喋らずブリーフ団のトークが中心になる等の内容により芳しい評価は得られず、一回きりで終わってしまう。
2020年8月には、チャンネル開設半年記念ということで江頭自ら花火職人に技術を学んで打ち上げるという花火大会を大熊アナとエドはるみ氏を司会に、尺八ギターユニットのIZANAGI、津軽三味線演奏者の浅野祥氏をゲストに迎えて行われた。